ドナルド・トランプ大統領の家族の弁護を務めたこともある弁護士のアビー・ロウェルは、現在の政権が国の機関に及ぼす潜在的な害に対し重大な懸念を表明した。
ロバート・ミューラーのロシア調査でジャレッド・クシュナーとイヴァンカ・トランプを弁護したロウェルは、ホワイトハウスが国の機関にかけている圧力について懸念している。
彼はこれらの機関が現在の圧力に耐えられなくなるのではないかと危惧している。
フィナンシャル・タイムズとのインタビューでロウェルは「これまで自分のシステムがこれほどの圧力に耐えられるかどうかについて懸念したことはなかった」と語った。
さらに政府は「折れるまで木を押し続けている」と指摘している。
ロシア調査が激化する中、2017年にクシュナーとイヴァンカに弁護を依頼された。
ロウェルは今、トランプ大統領の第2期の行動が裁判所と行政権を分ける憲法上の「壁」を壊す可能性があると警告している。
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ロウェルは、政府の「権限の濫用」と戦うためにロウェル&アソシエイツを設立し、すでに他の法律事務所から数人の内通者を引き抜いている。顧客にはニューヨーク州司法長官のレティシア・ジェームズや元国土安全保障省のマイルズ・テイラーがいる。
ロウェルの提起した懸念は、行政部門と国の機関の間の緊張の高まりを浮き彫りにした。
大統領の権限ではなく、第一修正の理由に基づいて訴訟を構築するという彼のアプローチは、政権に反対する上で非常に重要になる可能性がある。
ロウェルの新しい法律事務所、ロウェル&アソシエイツは、この戦いで重要な役割を果たす可能性があり、特にレティシア・ジェームズやマイルズ・テイラーのような著名な顧客がいることが強みである。
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