大手大麻ブランドの1つであるBreezが、カリフォルニア州からイリノイ州へと事業を拡大していることで波風を呼んでいる。私たちは、アメリカの州をまたぐ事業の成功の背後にある戦略と革新について語る、Breezの共同創業者兼CEOであるオースティン・ハイス氏と話した。
戦略的拡大と革新
Breezがカリフォルニア州からイリノイ州へと事業を拡大した背景には、特に厳しい冬の気候といった新しい課題への適応が求められた。しかし、最も重要な戦略は一貫している:顧客が愛し、共有したいと思うような卓越した製品を作ること。ハイス氏によると、「通常ROI(投資利益率)が重要になるのは、顧客が製品にリピートしてくれるほどの製品を作ること。」
ライセンス契約と市場成長
これまで、Breezはライセンス契約から距離を置いていた。代わりに、直接運営するか、実績のあるパートナーを選ぶという選択肢をとっていたのだ。
この慎重なアプローチが実を結び、Breezのイリノイ州での最初の現地パートナーである「Contract Canna」は事業を成功させることができた。ハイス氏は「私たちは、過去に多くの大麻関連ビジネスが誤ったパートナーを選んだだけで失敗するのを見てきました。」と指摘した。
効率性を高める革新
Breezは、効率性と自動化を高めるために、独自のハードウェアとソフトウェアに焦点を当てて業界から注目を集めてきた。この革新的なアプローチにより、Breezは効果的に拡大することができた。
ハイス氏は「私たちのプロセスとシステムのどこをカットしてスケーラブル性を高めることができるか、という問いを常に考えている。」と強調した。
品質とコアの信念を維持する
品質の一貫性は、一貫した原材料から始まる。Breezはこれまでに1億回以上の投与を行い、その過程で原料の選定と品質管理プロセスを改良してきた。
ハイス氏は、社内コンプライアンスと製造スタッフがこれらの基準を維持する上での重要性を強調した。
業界の課題への取り組み
重い課税、過剰な規制そして不合法な市場との競争といった圧力がある一方で、Breezは市場の傾向やハイプを避けることでリードを続けることができた。「私たちは、ベン・グレアム(訳注:アメリカの経済学者)たちが私たちの前に示してくれた手本に従おうとしています。古いやり方が一番いいことが多いのです。」
Breezがイリノイ州への拡大を実現させたのは、たったの最初の一歩に過ぎない。強固な基盤と革新的アプローチを持つ同社は、日進月歩の大麻産業において今後も着実な成長を遂げることができるだろう。
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写真:Breez提供