アメリカ個人投資家協会(AAII)によるセンチメント調査によると、売りのムードは今週も50%の水準を維持し続け、これで8週連続という、新記録を打ち立てた。
出来事先週に比べてネガティブなムードは減少したものの、最新のAAII調査では売りのムードが56.9%を記録し、引き続き買いや中立の見通しをリードしている。
売りのムードは一週間前と比べても減少せず、一方で中立的な見通しは12.5%から17.7%に増加した。
AAII調査は毎週木曜日から水曜日まで実施されており、今週は悲観的な見通しが58.9%から56.9%に2%減少したと報告。同様に、今週に売りの見通しも28.5%から25.4%にほぼ3%減少した。
この調査で売りのムードが8週連続で50%を上回っていることには変わりなく、このストリークは2月26日に終わった週から続いており、このときに初めて60.6%の水準に達した。
7週連続記録は1990年10月の35年前の記録に匹敵しているが、今週の8週目の記録はこれを打ち破った。
なぜ重要か売りのセンチメントの歴史的な平均は31%であり、これはAAII調査の参加者のうちの現在の悲観的な見通しのほぼ半分に過ぎない。
WisdomTreeの株式責任者を務めるジェフ・ウェニガー氏は、VIX、AAII Bears、Investors Intelligence調査などすべての恐怖指数を組み合わせたグラフを共有し、S&P 500指数は常に極度の恐怖の後に上昇するという結論に至った。
Puru Saxena氏は、このような恐怖の見通しについて「これまでのところ、米国株式の52週間平均の収益が上回る結果になる傾向がある」と述べた。
株価 SPDR S&P 500 ETF トラスト (NYSE:SPY) および Invesco QQQ トラストETF(NASDAQ:QQQ)は、木曜のプレマーケットで上昇した。SPYは0.32%上昇して1株527.34ドル、一方QQQは0.57%上昇して1株446.70ドルを記録した(Benzinga Proのデータによる)。
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