先週金曜日、経済の混乱と厳粛な軍事イベントの最中にフロリダ州のゴルフクラブで過ごしたため、ドナルド・トランプ米大統領が民主党から非難を受けた。
トランプ大統領の出席先は、最近になって発表された世界的な大規模な関税措置についての記者会見に続いてのものだった。この措置により、米国の株式市場が混乱し、迫り来る恐慌への懸念が高まっているが、Politicoが伝えたところによると、トランプ大統領はその間、自身が所有するゴルフクラブで過ごしていた。
トランプ大統領がゴルフ場にいる間に、リトアニアで起きた訓練中の事故で4名の米軍兵士の遺体がアメリカ国内に送還された。
トランプ大統領はドーヴァー空軍基地で行われた遺体引渡式には出席せず、このことについて議員たちから反発が寄せられたと、報告には記されている。
「今日は亡くなられた兵士のための式典や、大規模な解雇、株式市場の崩壊などが起きているが、トランプ大統領は何をしていたのだろうか? まさか、自分が所有するリゾートでサウジアラビアのゴルフトーナメントに出席していたりはして…」と、ツイッターの代議員、ダレン・ソト(民主党フロリダ州選出)氏が投稿した。「トランプ大統領はローマが燃えているのにバイオリンを弾いているようだ…」
トランプ大統領はまた、木曜日の夜、サウジアラビア支持のLIVゴルフツアーのためのディナーイベントにも出席し、LIVとPGAツアーの間での潜在的な取引を仲介している。
彼のゴルフリゾートはこれまでにも何度もLIVイベントを主催してきた。
民主党はこれらの出来事を見て、トランプの行動について批判し始めた。「景気後退への懸念が高まっている。株価は暴落し続けている。でも大丈夫、ドナルド・トランプはゴルフを楽しんでいるんだから」と、ジェイソン・クロウ議員(民主党コロラド州選出)はつぶやき、タミー・ダックワース上院議員(民主党イリノイ州選出)も皮肉った。彼女は「少なくとも彼はリラックスする時間を持てているんだから」と続けた。
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