米自動車部品大手Genuine Parts Co(NYSE:GPC)の株価が、火曜日のプレマーケット取引で上昇している。
同社は2024年第4四半期の売上高が55億ドルとなり、前年同四半期比3.3%増となる売上高を発表し、アナリストの55.71億ドルというコンセンサス予想を上回った。
増加の要因は、買収からの恩恵3.2%、為替の0.6%の好影響、その他によるもので、類似する販売の0.5%の減少が部分的に相殺されている。
自動車部品グループの売り上げは前年同期比6.1%増となった。セグメントの売上高は28.5億ドルで、前年同期の同期比7.8%増となった。セグメントEBITDAマージンは2.85億ドルで、前年同期比100ベースポイント下がっている。
一方、産業部品グループの売り上げは前年同期比1.2%減少した。セグメントの売上高は27.1億ドルで、前年同期比4.3%減少となった。セグメントEBITDAマージンは271億ドルで、前年同期比12.9%減少、ベースポイント40。
1株当たり調整後利益(EPS)は1.55ドルのコンセンサス予想を上回る1.61ドルとなった。
総利益は前年同期比1.8%増の21億ドルになった。売上高、一般管理費およびその他の経費はそれぞれ16.9億ドルで、前年同期比11.5%増となった。
12月31日時点の現金および現金同等物は4.799億ドル。12か月間の営業活動からの純現金総額は12.5億ドルに上った。
同社は2025年の通常の四半期現金配当を株1株あたり1.00ドルから1.03ドルに上げるという決定をした。2025年4月2日に、2025年3月7日に記録した株主に対して支払われることになる。
同社は、2025年には約1.5億ドルから1.8億ドルの再編プログラムが拡大するため、非再発生型の経費として報告され続ける。
同社のウィル・ステンゲル社長兼最高経営責任者(CEO)は、「今年は大きな課題が山積していた。具体的には、大きな経済状況と低調な最終市場の需要によるもので、私たちは事業を強化するための戦略的な取り組みを進め、業務を効果的に運営することに焦点を当てることにしました」とコメントした。
見通し:Genuine Parts Coは2025年度の売上高が2%から4%増加し、1株当たり調整後利益(EPS)は7.75ドルから8.25ドルになると予想している。これに対して、コンセンサス予想は8.29ドルだった。
同社はFY25のフリーキャッシュフロー(FCF)が8億ドルから10億ドル、営業キャッシュフローが12億ドルから14億ドルになると予想している。
株価の動き:最終確認時点の火曜日のプレマーケット取引でGPCの株は前日比0.48%高の125.50ドルで推移している。
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