アナリストは、同社が1株あたり87セントから98セントの四半期収益を報告すると予想している。シスコは、1Benzinga Proのデータによると、前年の136億4000万ドルと比較して146億2000万ドルの四半期収益を報告する予定である。
8月5日、UBSのアナリストDavid Vogtはシスコの格付けをNeutralのままにし、価格目標を70ドルから74ドルに引き上げた。
シスコをめぐる話題を考えると、投資家の中には同社の配当からの利益を狙っている者もいるだろう。現時点でシスコは年間配当利回り2.32%を提供しており、1株あたり41セント(年間1.64ドル)の四半期配当額となっている。
シスコから毎月500ドルを得る方法を考えるために、まずは年間6,000ドルの目標(500ドル×12ヶ月)を設定した。
次に、この金額をシスコの1.64ドルの配当で割る。6,000ドル/ 1.64ドル=3659株。
つまり、月額500ドルの配当収入を得るためには、シスコ株3,659株、約258,582ドル分を保有する必要がある。
より控えめな目標として毎月100ドル(年間1,200ドル)を設定した場合、同じ計算をすると1,200ドル/ 1.64ドル=732株、つまり月額100ドルの配当収入を得るためには51,730ドル分の保有が必要になる。
配当利回りは配当支払いと株価の両方が時間の経過とともに変動するため、ローリングベースで変化する可能性があることに注意が必要である。
配当利回りは、年間配当支払いを現在の株価で割ることにより計算される。株価が変動すると、配当利回りも変動する。
たとえば、ある株式が年間2ドルの配当を支払い、現在の株価が50ドルの場合、配当利回りは4%となる。ただし、株価が60ドルに上昇した場合、配当利回りは3.33%(2ドル/ 60ドル)に低下する。
逆に、株価が40ドルに下落すると、配当利回りは5%(2ドル/ 40ドル)に上昇する。
さらに、配当支払い自体も時間の経過とともに変化する可能性があり、これは配当利回りに影響を与える可能性がある。企業が配当支払いを増やした場合、株価が同じであっても配当利回りは上昇する。同様に、企業が配当支払いを減らした場合、配当利回りは低下する。
CSCO株価の動き:シスコの株価は月曜日に1.6%下落して70.67ドルで取引を終えた。
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