韓国の首席通商交渉官である呂漢求(ヨ・ハング)は、移民税関捜査局(ICE)がジョージア州で行った現代自動車(OTC:HMYLF)の電池工場への急襲捜査に続き、米国との間の自動車関税に関する通商交渉は引き続き進行中であると述べた。
ビザ問題の早期解決、3,500億ドルの投資
トランプ政権の高官との会談を終えて韓国に帰国した呂が地元メディアに語ったところによると、米韓間の通商交渉において、韓国人が直面しているビザ問題の早期解決が求められているされた(木)ブルームバーグ報道。
報告によると、15%の関税引き上げは合意されているようだが、両者の取引において重要な要素である3,500億ドルの投資案件の実施については見解が分かれている。トランプ大統領は関税を15%に抑えるための大統領令にはまだ署名していない、と報告は伝えている。
本国送還されたICE拘留者、トランプ氏は企業に移民法の順守を要請
このニュースは、先週、韓国人が大韓航空(OTC:KAL)の運航でアトランタ空港からボーイング社(NYSE:BA)の787型機に搭乗し韓国へ送還されたことを受けたものである。
急襲事件の後、トランプ氏はソーシャルメディアに投稿を共有し、米国に拠点を置く外国企業に移民法を順守し、熟練労働者を「合法的に」米国に受け入れるよう呼びかけた。また、米国に熟練労働者を受け入れたいと願う企業への支援も約束した。
GMと現代自動車の提携
一方、ゼネラルモーターズ(GM)(NYSE:GM)は、現代自動車と提携し、5種類以上の新型車を発表する予定だ。最初の新型車は2028年に工場から出荷され、年間80万台の生産を目標としている。
両社はまた、北米市場向けに特別に設計された新型の全電動商用バンの導入に提携の重点を置くと述べている。
GMはまた、韓国のLGエナジーソリューションと提携し、国内製造工場を通じて2027年から同社の最も手頃な価格の全電動車、シボレー・ボルトEV用にLFPバッテリーを製造・供給する予定だ。
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写真提供:DiPres/Shutterstock