ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)のリチャード・ラムズデン氏は、U.S.バンク(NYSE:USB)に対するニュートラル評価を再確認し、株価予測を49ドルに引き下げた。
先週、同社は1.07ドルというウォール街予想1.05ドルを上回る調整後4半期ベースの1株あたり利益(EPS)を発表した。
6.98十億ドルという四半期売上は、アナリストの6996十億ドルというコンセンサス予想を僅かに下回った。
ラムズデン氏によると、同社の2025年の純利息所得は、固定資産の再評価によるアップサイドの限られた影響を受けて、前年比3%の増加となるという。
しかし、ラムズデン氏は、第2四半期後半にはローンの迅速な成長が見込まれ、それによって純利息所得が潤沢になる可能性があると見ている。
U.S.バンクのCET1比率は10.6%で、調整後の比率は8.6%、規制の最低基準である7.6%を上回るが、カテゴリーⅡ銀行の10%の目標を下回るとラムズデン氏は述べている。
さらに読む:同社の2027年までの数年間では、2027年までにカテゴリーⅡ銀行になる方針に沿った資本構築の必要性とのバランスを取る形で、U.S.バンクは株の取り消しを用心深く行う見込みだ。
ラムズデン氏の2025年と2026年の1株当たりの利益(EPS)予想は、大きな変更はなく、2027年の新しいEPS予想は5.35ドルで、2025年の変更されないP/E予想は11.5倍だという。
しかし、ラムズデン氏はこの株に対していくつかの下降リスクを予想しており、それには予測よりも低い売上成長、ユニオン・バンクの統合による低いコスト削減、信用損失の増加、規制、IT、コンプライアンスのコスト増加リスクなどが挙げられる。
株価の動き:USBの株は、最終確認時点の株価が1.63%高い49.15ドルで取引を終えている(火曜日)。
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