AutoZone, Inc.(NYSE:AZO)の株価は水曜日に上昇している。
同社は第4四半期の1株当たり利益を48.71ドルで報告した。アナリスト予想の50.91ドルを下回った。 62億4200万ドルの四半期売上高(前年比+0.6%)は、アナリスト予想の62億4500万ドルに届かなかった。
AZOはポジティブな勢いを作っている。こちらで詳細を確認できる。
バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーズのアナリスト、ロバート・F・オームズはAutoZoneの投資判断をBuyで継続し、目標株価は4800ドルで据え置いた。
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オームズは、売上原価率が98bps低下して51.5%となったことについて、主に128bpsのLIFO影響による8000万ドルのノンキャッシュ費用が発生したためであり、商品のマージン率改善によって一部相殺されたと述べた。
アナリストは、関税によるコストのインフレが粗利率に影響を与えていると述べており、経営陣が時間の経過とともに粗利率を維持することを目標としているものの、LIFOの逆風は依然として残るだろうと予想している(第1四半期に1億2000万ドル、2026年残りの四半期ごとに8000~8500万ドル)。
オームズはまた、より大きな商業的ミックスが商品のマージン率上昇による相殺圧力を維持する可能性があると述べており、アナリストは現在、第1四半期に250bps低下し50.5%になると予想している。
アナリストは、投資を加速させるべきだと考えており、それによって同社のProセグメントのシェアを現在の5%を上回る水準に引き上げることが可能になるだろうと見ている。
オームズは、第1四半期の販売費及び一般管理費(SG&A)のデレバレッジを33.5%と予想し、店舗ごとの販売費及び一般管理費(SG&A)を4.8%上昇すると予測した。また、新規出店店舗は通常4〜5年で成熟し、2025年後半に開店する店舗は2026年前半に販売費及び一般管理費(SG&A)を押し上げる可能性があると指摘した。
オームズは、AutoZoneが景気後退に強い実績を持っていること、DIYおよびProセグメントのシェア獲得、インフレによる価格設定の追い風の可能性、より有利な中古車と新車の車種構成、成熟した商業プログラムとハブおよびメガハブの展開からのProセグメントの勢いの継続について自信を持っていると述べた。
オームズは、第4四半期の決算を踏まえ、2026年の1株当たり利益の予想を166.90ドルから152.93ドルに引き下げた。
AZOの価格動向:水曜日の時点でAutoZoneの株価は2.62%上昇し、4228ドルとなっている。
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