Corpay, Inc. (NYSE: CPAY)とMastercard Inc. (NYSE: MA)は月曜日に、企業や小規模企業、金融機関がアジア、ヨーロッパ、中東、アフリカ、ラテンアメリカの22の追加市場にリアルタイムに近い決済を送金できるようにするため、パートナーシップの拡大を発表した。
フランクフルトで開催されたSibos年次会議での発表は、10年以上続いている両社の協力関係の延長だ。
この動きは、2025年4月に両社の間で結ばれたパートナーシップに基づいている。このパートナーシップにより、CorpayはMastercardの銀行顧客向けに大型の国境を越えた決済および為替リスク管理サービスの独占提供者となった。
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両社は、この取り組みではMastercard Moveの送金プラットフォームとグローバルネットワークが利用され、国境を越えた取引の迅速化、安全性の向上、透明性の向上が図られると述べている。
国境を越えた決済の価値は、貿易、支出、送金に支えられ、2027年までに250兆ドルを超える見込みである。
Mastercardのグローバル送金ソリューション責任者、Pratik Khowalaは「Mastercardは、ますますつながりの強まる世界で人々や企業が繁栄できるように支援している」と述べた。
「Mastercardとの共同作業の拡大により、国境を越えた決済の未来を前進させ、企業により高い効率性、手頃な価格、リアルタイムの機能をもたらしている」とCorpay Cross-Border Solutionsのグループ社長Mark Freyは語った。
この合意により、Corpayの中小企業顧客に対するMastercard Moveの支出および送金サービスへのアクセスも拡大された。
Mastercard Moveは200を超える国と地域にまたがっており、150を超える通貨を取り扱い、世界の銀行口座保有者の大多数にアクセスを提供している。
Corpayは8月、1株当たり5.13ドルの第2四半期の収益を報告した。アナリスト予想の5.11ドルを上回り、前年同期の4.55ドルから12.8%増加した。売上高は12.9%増の11億ドルで、1.10億ドルの予想を上回った。
同社は通年の2025年調整後EPS見通しを20.80~21.20ドルから20.86~21.26ドルに引き上げた。アナリスト予想は20.99ドル。売上予測も43.8~44.6億ドルから44.1~44.9億ドルに引き上げた。アナリスト予想は44.2億ドルだった。
価格動向:月曜日のプレマーケット取引で、CPAYの株価は1.55%上昇し、296.7ドルだった。MAは0.38%上昇した。
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