D.R.ホートン(NYSE:DHI)の株は、同社が第1四半期決算を発表した後、上昇して取引されている。
売上は前年同期比1%減の761億ドルで、708億ドルのコンセンサスを上回った。1株あたりの利益(EPS)は2.61ドルで、2.44ドルという予想を上回った。
純売上受注は前年同期比1%減の17,837戸で、その価値は前年同期比2%減の67億ドルとなった。
住宅建設収益は前年同期比2%減の720億ドルとなった。四半期中に成約した住宅は、前年同期比1%減の19,059戸となった。
2024年12月31日時点で契約中の住宅の販売受注バックログは、前年同日時点に比べ21%減の11,003戸(価値は前年同日時点に比べ21%減の43億ドル)となった。
2024年12月31日時点で、D.R.ホートンの在庫は36,200戸あり、そのうち25,700戸が未販売だった。
財務年度24年の自己資本利益率は19.1%、資産利益率は13.4%となった。四半期中の営業キャッシュフローは6億4670万ドルとなった。
2024年12月31日時点で現金残高は30億ドル、信用施設の利用可能額は35億ドルで、合計で65億ドルの流動性がある。
四半期中、D.R.ホートンは11億ドルで6.8百万株の自社株を取得した。同社の残りの株式買取権は2024年12月末時点で25億ドルだった。
年度末時点で同社は、2025年2月7日時点の持株者に対して2月14日に1株あたり0.40ドルの四半期配当を宣言した。
25年度の見通し D.R.ホートンは、2025年度の売上高を3,600億ドルから3,750億ドルの範囲で37.16億ドルというコンセンサスと比較した。
同社は、年間の成約住宅が9万戸から92,000戸になると予想している。DHIは、2025年度の営業キャッシュフローが2024年度のものを上回ると予測している。
同社は、年度末時点での自社株買取予測を25億ドルから28億ドルに引き上げた。2025年度の四半期配当支払いは約5億ドルと予想されている。
David Auld取締役会長は「新築住宅と中古住宅の在庫水準が歴史的な低水準から増加しているものの、手頃な価格での住宅供給は一般に制限されており、住宅需要を支える人口動態は依然として好ましいものです。」と語った。
「手頃な価格にするためのモーゲージ金利の引き下げなどのインセンティブが、手頃になるように手助けし、需要も増加しています。」
投資家は、IShares U.S. Home Construction ETF(BATS:ITB)やParnassus Income Funds Parnassus Value Select ETF(NYSE:PRVS)を通じてD.R.ホートンの株に露出を得られる。
株価の推移:最終チェック時点の火曜のプレマーケット取引で、DHIの株は前日比3.88%高の153.39ドルで取引されている。
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