Foresight Autonomous Holdings Ltd (NASDAQ:FRSX) が、インドの大手ドローンメーカーと商業提携に署名した。
2025年1月13日に発表されたこの提携は、厚い煙、低い視認性、極端な温度など、厳しい条件下でのドローンの機能向上を目指している。
この提携は、2026年までに合計で250万ドルの市場潜在を提供するように、Foresightの最先端の3D知覚技術を同メーカーの自律ドローンプラットフォームに組み込むことを目指している。2029年までには、この提携により最大1600万ドルの収益が生まれると予測されている。
これにより、ドローンはチャレンジングな環境下でも個人を識別し、周りの状況を把握することが可能となる。
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この提携の第一フェーズは、インド国防省の要件に対処し、国防志向のドローンソリューションに最先端の技術を提供することを最優先とする。
その後、Foresightとそのパートナーは、インドを皮切りに、最終的には国際市場にまで拡大する可能性があるため、製造、マーケティング、流通を含む提携を拡大することになるだろう。
Foresightの3D知覚システムは、火災や濃煙などの厳しい環境下で効果的に人間を検出するために最適化された立体長波赤外線技術を利用している。
この提携は、ドローンから無人航空機、自動走行地上車両へと広がる、Foresightの自動車部門における存在感を高めるために重要な一歩となる。
株価の変動:Foresightの株は、本日(火曜日)最終確認時点で1.29ドルで5.15%下落している。
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