米連邦準備制度理事会(FRB)の主要なインフレ指標は、金曜日、先月以来初となる鈍化を見せた。先月の個人消費支出物価指数(PCE)は、前年比2.5%となり、12月の2.6%から鈍化した。これは、経済指標の予想と合致した数値である。(出典:Benzinga)
その他の出来事 先月、食品とエネルギーを除いたコアPCEは、前年同月比で2.6%上昇した。
米政府のデータによると、先月のPCE指数は前月比0.3%上昇し、12月の0.2%から加速し、予想通りとなった。
先月のコアPCEは前月比0.3%上昇し、0.2%増の前月をわずかに上回り、また予想通りの数字となった。
食品価格は1月に0.3%上昇し、12月の0.2%から鈍化したが、エネルギーのコストは2.4%から1.3%に減少した。
個人収入が急増 米国の個人収入は先月、市場予想の0.3%増を大きく上回る0.9%増となり、1年で最も急激な増加を記録した。個人の貯蓄率も上昇し、4.6%になった。
米国経済分析局によると、報酬の増加は民間の賃金と給与が牽引しており、総額380億ドル増加し、製造業の賃金と給与は総額19億ドル増加した。
データによると、公共に発表されたデータから、1月の生活費調整と公開された企業の個人配当収入の増加も見られた。
市場の反忁
米国の株式指数先物は、金曜日のプレマーケット取引で上昇している。米国株ダウ工業株先物のコントラクトは、午前8時44分(米国東部時間)時点で0.42%上昇の水準にある。
S&P500先物は0.12%上昇し、 SPDR S&P 500 ETF Trust(NYSE:SPY)が先月25日に1.6%下落した後を追っている。
10年債利回りはわずかに上昇し、4.26%となった。一方で、ゴールドは0.53%下落し、263.53ドルとなった。(GLD)
次の記事を読む:
仮装通貨市場の動向