2024年最も重要な週へようこそ! これが大げさだと思うのなら、もっと大げさな表現を探してみるように皆さんに挑戦します。米国大統領選挙の投開票日は火曜日で、結果が水曜日の朝に出るかどうかはわかりませんが、どちらにせよこの週の先行きは決まります。
プレマーケットの先物相場は現在、ダウは前日比17ポイント安、S&P500は前日比6ポイント高、ナスダックは前日比3ポイント高です。米国国債の利回りは現在、10年物が4.28%高、2年物が4.135%高です。火曜日の夜に投票結果が発表されると、株式市場も新たな方向に向かって動き出すかもしれません。
選挙の火曜日、選挙結果は…?
ドナルド・トランプ大統領が2期目の大統領として復帰するか(最後に非連続で2期を務めたのは1884年と1892年にそれぞれ大統領を務めたグローバー・クリーブランド大統領以来)、またはカマラ・ハリス副大統領が大統領に就任するかについては、選挙の行方が依然としてわからないため、水曜日の朝以降まで答えが出ない可能性があります。2020年にも、バイデン大統領が選挙週の土曜日の朝まで正式に勝者と宣言されなかったということを思い出してください。
現在のところ、市場の反応を予測するには多くの選択肢がありすぎるため、市場の反応は難しいかもしれません。しかし、直近の情報では、2024年にはS&P500指数が20%上昇しているとのことです。 今のところ、景気が深刻な不況に陥るという見方が外れたと言えるでしょう。
木曜日は金利発表日
米連邦公開市場委員会(FOMC)が最後に集まったのは9月中旬で、その時には2020年3月(新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の流行が始まった前月)以来、初めての利上げを行いました。市場予想が25ベーシスポイント(bps)の利上げを予測していたにもかかわらず、FOMCは50bps利上げを実施。その結果、FRB基金相場金利は、4.75%から5.00%に引き下げられました。 木曜日に発表される利上げは、2023年2月以来の5%未満の金利となります。
利上げと利下げのタイミングは、先回の利上げと木曜日に発表される金利の決定との間に1か月半分ほどの経済データがありますが、10月だけで新たに12,000人の雇用が創出されたことから25bpsの利上げが予想されるでしょう。このため市場も全体としては、既に25bpsの利上げが織り込まれていると言えますが、木曜日の発表を待たなければならない銘柄もあります。
Q3決算発表が続々と
市場での報告は多すぎて、全てを紹介することはできませんが、今朝注目を浴びたいくつかの決算結果を以下に示します。
マリオット(NASDAQ:MAR)は今朝、売上高のトップラインおよびボトムラインの両方で微妙な結果を発表し、1株当たりの利益は2.26ドルで、ザックスの合意予想を5セント下回りました。 利益は626億ドルで、これはアナリストの予想に対して0.45%低い数値です。 このニュースを受け、株価は2%下落しています。