Colgate-Palmolive Company(NYSE:CL)の株は、この消費者ジャイアントが4.94十億ドル(約5,656億円)の四半期売上高を報告し、1年前の0.12%減少したものの、アナリストの498億ドルのコンセンサス予想を下回る形で反落しています。
有機売上高は4.3%増加しました。合計口腔、個人、および家庭用製品の純売上高は0.8%減の38億ドル(約4360億円)でした。調整後1株あたり利益(EPS)は0.89ドルのコンセンサス予想を0.91ドルに上回りました。
粗利益は29.8億ドルで、マージンは70ベースポイント拡大して60.3%になりました。売上高、一般管理および経費は5.1%増の18.9億ドルに増加しました。
運営マージンは20ベースポイント減の21.5%となりました。四半期の運営収入は10.6億ドル(約1215億円)で0.75%減少しました。
会社は12月末時点で現金および同等の資産を10.9億ドル保有していました。 12ヵ月間の運用キャッシュフローは41億ドルでした。
「これは、有機売上高成長が私たちの3%から5%を目標にしたレンジ内またはそれ以上になった連続6回目の年となりました。 強い売上成長と運営ノックオンが、純利益と1株あたり利益の両方が2023年に比べて2桁の伸びを見せるとともに、強力なボトムラインのパフォーマンスを達成しました」と、ノエル・ウォレス社長兼最高経営責任者(CEO)兼最高執行責任者(COO)は述べています。
見通し:コルゲートは2025会計年度の純売上高を約横ばいであると予想していますが、その中には為替の中一桁のマイナスの影響が含まれます。
会社は、2025年のプライベートブランドのペット栄養事業からの撤退の影響を含む、3%から5%の長期目標の範囲内で有機売上高の成長を予想しています。
コンセンサスのない一般受け入れ可能な会計原則(GAAP)レベルでは、会社は広告投資が売上高の%としては下~中一桁のEPS成長率として、ドルベースおよび営業利益の%として、総利益率の拡大を期待しています。
株価の動き:最終チェック時点の今週金曜日のプレマーケットでは、CLの株は88.21ドルで前週比マイナス2.958%の取引でした。
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