CNNビジネスのFear and Greed指数が、全体的な市場のセンチメントに改善をもたらし、指数は金曜日に「極度の利欲」というゾーンに移動した。
ダウ平均株価指数とS&P 500指数は金曜日、共に上昇し、セッション中には新たな記録高を更新した。
全3大指数は6週連続で上昇を記録し、ダウは0.96%、S&P 500は0.85%上昇した。一方で、ナスダックは先週0.80%上昇となった。
経済データの観点から、9月のアメリカの住宅着工件数は、1,354,000戸の年換算レートから、先月の前月比0.5%減少した。建築許可は、9月に1,428,000戸の年率に対し前月比2.9%減少した。
金曜日、Netflix(NASDAQ:NFLX)の株価は、同社が予想を上回る3四半期決算を発表した後、11%上昇した。 The Procter & Gamble Company(NYSE:PG)は利益率が上向き、一方で売上は予測を下回った。
決算シーズンに関しては、これまでにS&P 500の70を超える企業が四半期の決算を発表したが、そのうち約75%が市場予想を上回った。
S&P 500のほとんどのセクターは陽気なノートでクローズし、金曜日、公共企業、通信サービス、および不動産株が最も多くの利益を上げた。 ただし、エネルギー株は市場全体のトレンドに逆らい、前引けで下落を見せた。
ダウ平均株価は金曜日、前日比約37ポイント高の43,275.91でクローズ。 S&P 500は0.40%上昇し5,864.67ドル、一方でナスダック総合株価指数は0.63%上昇し18,489.55ドルで引けた。
今日、投資家は SAP SE(NYSE:SAP)、Nucor Corporation(NYSE:NUE)、Logitech International SA(NASDAQ:LOGI) の決算を待っている。
CNNビジネスFear&Greed指数とは?
最新の読み取りが75になると、先週金曜日、指数は前回の70から「極度の利欲」というゾーンに移動した。
Fear & Greed Indexは、現在の市場センチメントを測定する指標。 これは、恐怖が高まると株価に圧力がかかるという前提に基づいている。 一方で、利欲が高まると逆の効果が出る。この指数は7つの等価ウェイト指標に基づいて計算されており、その範囲は0から100までの間で動く。0は最大の恐怖を示し、100は最大の欲望を示す。
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写真提供:シャッターストック