Royal Caribbean Cruises Ltd (NYSE:RCL)は、3四半期における売上高が49億ドル(約3兆円)となり、前年同期比で17.5%増加しましたが、予想額の49億ドルを下回りました。
乗客の船舶切符の収益は、前年同期比で18%増の34.7億ドルとなりました。クルーズの総運用費は全体で23.91億ドルで、前年同期比で21.37億ドルと比べて増加しました。
利用可能な1日あたりの客船クルーズ日数(APCD)あたりのクルーズ総コストは1.3%上昇しました。売上高総利益は13.4%増の数字で、純利益収益は通貨安の影響も受けず7.9%増加しました。
四半期の営業利益は29.2%増の16.34億ドルで、営業利益率は33.4%となっています。四半期の利用率は111%で、昨年同期比の109.7%を上回りました。
四半期の調整後EBITDAは21.48億ドルで、マージンは44%、242 bps上昇しました。調整後の1株当たり利益(EPS)は5.20ドル、予想額の5.03ドルを上回っています。
9月30日時点で、Royal Caribbean Groupの顧客預り金の残高は53.24億ドルでした。四半期末時点でRoyal Caribbeanは4.18億ドルの現金および同等の資産を保有していました。
Royal Caribbean Groupは、新しい目的地と経験を取り入れて休暇を提供することに注力しています。同社は2027年にPerfect Day Mexicoを、2025年にはプエルトウィリアムズ港にあるチリのSilverseaが150室のホテルをオープンする予定で、これにより南極探検をサポートします。
同社のJason Liberty社長兼CEOは、「当社の優れた3四半期の業績と調整後の完全な年間業績予測の増加は、当社が提供する他社とは異なる休暇体験に対する強力な需要を反映したものです」とコメントしています。
Liberty氏はまた、「当社は2025年に向けて事業を構築し続ける中で引き続き需要が高い状況が続いており、実績のあるフォーミュラにより、穏健な設備拡充、穏健な利益率拡大、コスト管理の強化が続けられることを期待しています。当社はまだ計画の初期段階にあるため、2025年の1株当たり利益は14ドルから始まると予想しています。」としました。
2024年の見通し(上方修正): Royal Caribbeanは、調整後EPSが1株あたり11.57ドルから11.62ドル(以前は11.35ドルから11.45ドル)で、共通通貨での予想10.8%から11.3%の利益率の増加に対しては、11.58ドルのコンセンサス予想を上回ると見込んでいます。
第4四半期の見通し: 同社は、4四半期の利益率を共通通貨で5.1%から5.6%増加すると予想しています。RCLは、1株あたり1.40ドルから1.45ドルの調整EPSに対し、2.28ドルという予想の比率を上回ると予想しています。
株価銘柄: RCLの株は、チェック時点の火曜日に1.41%高の1株当たり206.39ドルで取引を終えています。
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