IonQ, Inc. (NYSE:IONQ)が韓国・釜山広域市との新たな提携を通じてグローバルビジネスの拡大を図る。
この覚書によって正式に合意された取引は、量子技術の推進と地域における人材育成の促進に焦点を当てている。
Benzinga Proによると、過去1年間でIONQ株は260%以上上昇している。投資家はSpear Alpha ETF(NASDAQ:SPRX)を通じてこの株に投資できる。
釜山は韓国第2の都市であり、技術と経済の重要な拠点でもあるため、この提携によって同市とIonQは量子コンピューティングの促進、その技術に対する堅牢なエコシステムの構築、経済成長の推進を行うこととなる。
取引の一環として、IonQは量子コンピューティングクラウドサービスを提供し、合同量子イニシアチブの企画と実行をサポートする。
同社はまた、韓国の総ロック価値(TVL)を更に強化すると見られる労働者育成にも貢献する予定だ。
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これに対し、釜山広域市は量子技術分野の成長を助成する環境を作り出し、量子技術が成功するために必要なインフラストラクチャーやサポートを提供する。
IonQの社長を務めるPeter Chapman氏は、イノベーションの推進と経済的、科学的成長の機会を創出するという共有ビジョンを強調した。
Chapman氏は「釜山市のホン・ジョン市長と釜山広域市と協力することは、量子コンピューティングを前進させるだけでなく、韓国における経済的、科学的機会の礎を築くという点で大変興奮しています」と述べた。
この提携は、韓国におけるIonQの確立した地位に基づいており、以前にヒュンダイ自動車、成均館大学、ソウル国立大学などの主要機関と協力してきた。
最近、IonQはメリーランド大学とメリーランド州との重要なパートナーシップを結び、メリーランド州を「量子の首都」と位置づけるために、量子コンピューティングイノベーションを推進するために10億ドル以上の投資を行う予定。
株価の変動:本日の最新情報によれば、IONQ株は1.25%上昇し、42.57ドルで取引を終えた。
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画像はShutterstockより。