J.P.モルガンのアナリスト、Bryan M. Smilek氏が、オンライン学習プラットフォームNerdy Inc(NYSE:NRDY)の株式に対し、アンダーウェイトのレーティングを繰り返した。
四半期決算は予想を上回る結果を発表、予想を大きく上回る結果となった。一方で、JPMとコンセンサスのエスティメートを下回る形となった。
同社は、より頻繁に提供される製品に消費者戦略を再集中させたほか、AIによる最適化によって、四半期でのエンゲージメントが前年同期比26%改善し、さらにより良いリテンションを達成した。
さらに、Nerdyは定期購読プロダクトの特定の指標(ARPM)を、15-20%引き上げた。2月におけるARPMは400ドル以上を記録した。これに加えて、AIによるエンゲージメントの改善と値上げがあるため、アナリストは2025年に消費者収益の成長につながると予想している。
機関投資家側では、NerdyはESSERとN-Tファンディングの不確実性の後、より安定的な販売サイクルに調整された投資を行っている。
VTSは有料契約を91件獲得し、460万ドルの売上を達成し、このプラットフォームへのアクセスを約1100個の学区に所属する500万人以上の生徒に提供している。
四半期の有料契約のうち約43%、売上のうち36%は、有料の提供にアップグレードした学区からのものである。
会社は、VTSの提供にAIを統合する予定であり、この製品のアップグレードと統合されたプラットフォームとスムーズな運用を通じて、インスティチューショナルの収益成長を2022年後半に向けて推進すると予想される。
アナリストは、消費者、機関投資家、および調整後EBITDAの改善トレンドについては楽観的だが、2022年についての見通しは不確実であると語った。
また、ラーニングメンバーシップやVTSなどの主要成長インフラが拡大と利益率の向上の可能性を示しているが、課題と実行リスクは依然として多く残っている。
アナリストは、2025年には、アクティブメンバーとVTSの間の実行とスケーラビリティとを強化し、調整後EBITDAとフリーキャッシュフローの収益が伸びることを期待している。
株価の動き:本日の最終確認時点でNRDY株は前日比7.24%高の1.63ドルで取引している。