アンダーアーマー(Under Armour)(NYSE:UAA)(NYSE:UA)の株は、3四半期決算発表後、木曜日のプレマーケット取引で上昇している。
このスポーツウェア大手は、売上高が前年同期比6%減の14億1,000万ドルを記録し、アナリストの予想13億4,100万ドルを上回った。
卸売収入は前年同期比1%減の7億5,000万ドル、ダイレクト・トゥ・コンシューマー収入は前年同期比9%減の6億7,300万ドルを記録した。
アパレル部門の収入は前年同期比5%減、フットウェア部門は9%減、その一方でアクセサリー部門の収入は6%増となった。北米の収入は前年同期比8%減の8億4,400万ドル、国際収入は前年同期比1%減の5億5,800万ドルに落ち込んだ。
純利益は前年同期比0.8%減の6億6,520万ドル、総利益率は240ベースポイント拡大して47.5%となった。今四半期の運用利益は1%の運用率で前年同期比81%減の1,350万ドルに急落した。
会社の調整後EPSは1株8セントで、予想4セントを上回った。
会社は12月末時点で現金と同等の資産を7億2,680万ドル保有していた。在庫は11億ドルを維持した。
アンダーアーマーは3四半期に自社株C種を2,500万ドル取り戻し、2,800万株を引き上げた。
2025年の第3四半期末時点までに、同社はこれまでのリストラ計画の下で4,200万ドルのリストラ費用と、その他15,000万ドルのリストラに関連する費用を計上している。
「アンダーアーマーブランドの強化に焦点を合わせる一方、当社の製品戦略の改定と、エンハンスドマーケットプレイスディシプリンの組み合わせがカテゴリー主導の運用モデルへの転換を促進している」と、社長兼CEOのケビン・プランク氏は述べている。
見通し: アンダーアーマーは、2025年の調整後EPS見通しを1株0.24ドルから0.27ドルから、0.28ドルから0.30ドルに引き上げた。
会社は、一連の見通しの前回予想(低二桁の利益率の低下)に比べて、収益が10%減少すると見込んでいる。
会社は、調整運用収益の見通しも、1億6,500万ドルから1億8,500万ドルから、1億8,500万ドルから1億9,500万ドルに引き上げた。
キャピタル支出は1億7,000万ドル〜1億8,000万ドルになる見込みで、前回予想(1億9,000万〜2億1000万ドル)と比較して、低くなっている。
株価の動き: 最後のチェックで木曜日のプレマーケットで、UAA株は8.99ドルで前日比9.10%高で推移している。
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