Corning Inc (NYSE:GLW) の株価が、同社が2024年第3四半期の業績を発表したことを受けて上昇している。
純利益は8%増の37.3億ドル(約4318億円)で、アナリストの予想(37.2億ドル)を上回った。
同社のコアEPSは54セントで、アナリストの予想(52セント)を上回った。
- Display Technologiesの売上は前年同期比4%増の101.5億ドル。
- Optical Communicationsの売上は前年同期比36%増の124.6億ドルで、事業のエンタープライズ部門での史上最高の売上(55%増)を記録した。
- Specialty Materialsの売上は、3%減の5.48億ドルに落ち込んだ。
- Life Sciencesの売上は、前年同期比6%増の2.44億ドルに上昇した。
- Environmental Technologiesの売上は、前年同期比15%減の3.82億ドルとなった。
- Hemlock and Emerging Growth Businessesの売上は、前年同期比9%減の2.98億ドルに落ち込んだ。
- コアの総売上高は220ベースポイント(bp)増の39.2%に上昇。四半期の調整後のフリーキャッシュフローは5.53億ドルだった。
見通し:コーニングは第4四半期のコア売上を37.5億ドル(コンセンサス37.67億ドル)およびコアEPSを0.53ドル~0.57ドル(コンセンサス0.52ドル)と予測している。
同社の最高経営責任者(CEO)を務めるWendell P. Weeks氏は「Display Technologiesでは、価格を引き上げたことで、2025年にはセグメントの純利益が9億~9.5億ドルに達し、純利益率25%を維持する見通しです。さらにOptical Communicationsでは、AIの新製品に対する強い需要により、エンタープライズビジネスの売上は過去最高を記録しました。」と述べた。
Corningは、AT&T(NYSE:T)との間で複数年にわたる合意書にサインをし、これにより10億ドル以上の取引に署名した。
Corningは9月、年間売上高を30億ドル以上追加することを目指す「Springboard」計画について重要な更新を発表し、2026年末までに20%の営業利益率を達成するための戦略を共有している。
投資家は、ProShares Smart Materials ETF(NYSE:TINT)とProfessionally Managed Portfolios Otter Creek Focus Strategy ETF(NYSE:OCFS)を通じて、Corningのビジネスに露出を持つことができる。
株価動向: 最終確認時点の火曜日のプレマーケットで、GLWの株価が50.70ドルで前場取引を8.24%上昇。
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