自律配信プロバイダーのServe Robotics Inc. (NASDAQ:SERV)の株価は、水曜日に上向きに推移している。
同社はマイアミ都市圏でのサービスを展開した。この拡大は、シェイク・シャック(NYSE:SHAK)との強化されたパートナーシップと、ミスターO1との新たなコラボレーションを傍らにして行われている。
マイアミビーチとブリッケル地区でこれらのレストランからUber Technologies Inc (NYSE:UBER) のオンラインフードプラットフォームであるUber Eats を通じて注文した顧客は、Serveの自動ロボットによる配達を受けることができる。
Serveの最近の拡大により、同社はロサンゼルスにおける既存のフットプリントを強化し、次にダラス・フォートワース地域に進出する計画だ。
同社のCEO兼共同創業者であるアリ・カシャニ氏は、「マイアミメトロへの拡大は、持続可能な自律配信の実現に向けた私たちの使命の大きな一歩だ」と述べた。
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「革新を受け入れる先見的なコミュニティにロボット配達を提供することで、排出物と交通渋滞の軽減を支援しつつ、地元レストランをサポートし、顧客体験を向上させることができます」
120,000人以上の住民と活発な商業地域を持つブリッケルとマイアミビーチ地区は、環境に優しいロボット配達サービスに最適な環境を提供している。
Serve Roboticsのマイアミでのロボット配信サービスの開始は、2025年までに米国全土に2,000台の自律ロボットを展開する長期戦略に沿ったものであり、自律配信の地位を強化するものだ。
2024年12月、Serve Roboticsは8600万ドルの資金を確保し、この年の同社の総投資額を1億6700万ドルにした。同社は、この資金を使って第3世代のロボットの開発を進め、事業の拡大、新たな市場への参入を図る予定である。
ただし、先週、同社の株は、2024年7月18日時点で10%の株式を保有していたグラフィックスカード大手Nvidia CorpがもはやServe Roboticsに保有していないことが証券報告書で開示したことで急落した。
株価行動:本日の最終取引でSERVの株は17.9%高の13.93ドルで推移している。
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