[株式発表(株)スターバックス・コーポレーション(NASDAQ:SBUX)]は、Cathy R. Smith氏を新しい最高財務責任者(CFO)兼執行副社長に任命すると発表した。
また、彼女はこの会社の主要財務責任者および主要会計責任者も兼任し、効力発生日はまだ決まっていない。
同社はまた、Rachel Ruggeri氏が、それぞれ効力発生日未定のまま、同社の最高財務責任者、CFO兼主要財務責任者、主要会計責任者を務めなくなることも発表した。
スミス氏の採用は、様々な要職の財務責任者を務めてきたキャリアの縮図であり、最近では2023年から勤務していたNordstrom Inc(NYSE:JWN)のCFOだった。
スミス氏は、Target Corporation、Express Scripts、およびWalmart Incなどの企業で要職の財務責任者を務めた経験がある。
彼女の経験は、GameStop Corp、Centex、Kennametal、Textron、Raytheonなどの大手企業にも及び、彼女は1986年にキャリアを始めたRaytheonで最初の要職を務めた。
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また、スミス氏は、PPG IndustriesおよびBaxter Internationalの取締役会にも参加している。スミス氏はカリフォルニア大学サンタバーバラ校で学士号を取得し、南カリフォルニア大学でMBAを取得している。
スミス氏の任命に伴い、Starbucksは年925,000ドルの年俸と、2025会計年度にプロレートされた年間キャッシュインセンティブターゲットの125%をスミス氏に支払う予定だ。
規制申告によると、スミス氏は、以前の職場を離れる際に現金インセンティブおよび株式報酬約1,500万ドルを失うことになる。
スミス氏はスターバックスに加わるため、500万ドルの現金サインボーナスを受け取り、ターゲット価値640万ドルの新株式グラントも受け取る予定だ。さらに、スミス氏は、ターゲット価値450万ドルの2025会計年度の年間株式報酬も受け取る予定だ。
この発表は、スターバックスが「バックトゥスターバックス」と名付けた、事業の将来の拡大を最適化するための構造改革を行っている最中に行われた。
先週、同社はこれに伴い、数百の未採用職種と合わせて1,100のサポート職を削減すると発表した。
最近、スターバックスは、売上が94億ドル、1株当たりの利益が69セントである第1四半期決算を発表しており、いずれもコンセンサス推計を大幅に上回っている。
株価の変動:このニュースが発表された時点で、スターバックスの株は、前場1.88%安の113.24ドルで取引を終えている。
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