木曜のプレマーケット取引で、Darden Restaurants, Inc.(NYSE:DRI)の株式が反発している。
同社は、2四半期の調整後1株当たり利益(EPS)が2.03ドルと、ウォール街の予想2.02ドルを上回ると発表した。一方で、28億ドルと発表された四半期純売上高は、アナリストの予想額である28億9900万ドルを下回った。
103店舗のチュイーズ・レストランと、合計39店舗の新規フランチャイズ店の売上上昇が牽引し、同社の純売上高は6%の増加を記録した。
オリーブガーデンのレストラン同売上高は2%上昇、ロングホーン・ステーキハウスの売上は7.5%増、ファイン・ダイニングの売上は5.8%減、その他のビジネスは0.7%増加した。
同社のリック・カルデナスCEOは「私は引き続き、私たちの戦略の力と、どのような環境でも効果的に競争できる当社のブランドに信頼を置いています」と語った。「各ブランドのリーダーシップチームは長期的視野を持ち、最高のレベルで実行することに専念しています」
同社は、2023年1月10日の取引終了時点で株主名簿に記載されている株主に、2023年2月3日に1株あたり1.40ドルの四半期配当を支払うことも発表した。
四半期中、同社はその普通株式の約90万株、約1億4200万ドルの合計で買い戻した。四半期末現在、同社は10億ドルの株式買い戻し権限のうち、残り6億10万ドルを残している。
見通し:Darden Restaurantsは現在、2025年度の総売上高を約121億ドル(従来の見通しは118億ドルから1190億ドル)に引き上げる見込みとなった(米11億8400万ドルの予想に対しては121億8400万ドル)。
同社は続く連続売上高1株当たり利益(EPS)は9.4ドルから9.6ドルと予想し、現行の944万ドルの予想と比較した。なお、今回の見通しには、税引き前で約4700万ドルのチュイーズ・レストランとの取引に関連したインテグレーションコストが含まれていない。
また、Darden Restaurantsは今後、同じ店舗での売上高が約1.5%上昇すると見込んでいる(従来の見通しは1.0%から2.0%)。さらに、同社は今後の事業年度中に50~55店舗の新店をオープンする予定となった。
株価動向:最後のチェックでDRIの株は9.08%上昇し、174.39ドルで取引を終えている(木曜のプレマーケット取引中)。
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