ユダヤ人の墓石製造会社マシューズ・インターナショナル・コーポレーション(NASDAQ:MATW)は、米国地方裁判所の裁判官が、同社の独自のドライ電池電極(DBE)技術の売却を妨げるようテスラ社(NASDAQ:TSLA)の再提訴を退けたと発表した。
この判決は2025年2月14日に下されたもので、これまでテスラがマシューズのDBEソリューションを巡って行ってきた法的措置に続いてのものだ。
マシューズによれば、先日の裁判の判決は、2月初旬の仲裁判決に続くもので、この判決ではマシューズには自社のDBE技術の国際売却権があると認められたという。
2025年2月6日、マシューズはこの電池技術を世界の顧客に引き続き提供できるという有利な仲裁決定をすでに受けていた。
その後テスラは、米国北部カリフォルニア地区連邦地方裁判所に対し、再び法廷での請願を行ったが、裁判所はマシューズ側に肩入れし、テスラの仮処分請求を拒否した。
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テスラはこれに対しカリフォルニアのエドワード・ダヴィラ裁判官に対し仮処分請求を行った後、連邦地裁においてマシューズに対する訴訟を再度提起した。
マシューズはテスラが米国北部カリフォルニア地区連邦地方裁判所に一昨日提訴した最新の訴状に関し、その趣旨は根拠がなく、またマシューズに対するテスラの新たな嫌がらせの手法であるように見えると説明した。
同社は、自社が25年以上前にDBEソリューションを開発したと述べた。マシューズはDBE技術に関する米国特許第12,136,727号を保有している。
マシューズは2019年に製造機械のサプライヤーとしてテスラとの取引を始めたと説明した。同社によれば、テスラは5年前にマシューズに対しエンジニアリングソリューションと知的財産、企業秘密へのアクセスを求めている。
株価の動き:先週金曜日、MATW株は3.04%高の25.73ドルで取引を終了した。
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仮想通貨ETHは、本日0.5%上昇して1ETH=2350ドルとなっている。