米テスラ社(NASDAQ:TSLA)は、同社の現行ラインアップのすべてのモデル(Model 3、Model S、Model X、Model Y、Cybertruck)について、春のソフトウェアアップデートのリストを公開した。
出来事 企業の公式SNSプラットフォーム「X」の投稿で同社は、同社の自動車向け最新OTA(空中通信)アップデートから期待されることを共有した。このアップデートには、遂にアメリカとカナダでも利用可能となる、高い期待を集めてきた自動車ヘッドライト機能などの機能を含む包括的なリストが含まれている。
これらのアップデートで導入されるその他の機能には、新しいModel SとModel Xにおけるドライバースクリーン上のブラインドスポットカメラ、DashcamとSentryモードの両方でBピラーのサイドカメラからフッテージを記録できるようにするダッシュカメラのアップデートが含まれる。これにより、それぞれのカメラビューの総数が6になる、とテスラ社は述べている。
また、CybertruckのComfort Drive機能は、オートパイロットがオンになった直後に自動的にトグルされる。ユーザーは、場所に基づいてデフォルトのトランクとフロントの高さを選択することができ、これに加えてドライバーが高速道路を回避できるようにするナビゲーション設定などの機能も利用できる。
その重要性 上述の通り、これらのアップデートにより、テスラの自動車に包括的なリストの機能が導入され、最近では米国でターゲットとなっている(これは、 イーロン・マスクが右翼的な政治的理念を支持しているため)。
しかしながら、最近の問題にもかかわらず、これらのアップデートは確実に、米国内での電気自動車(EV)販売でのテスラの地位を強化するのに役立つだろう。
同社は、Cybertruckのために新しい、より安価なトリムレベルも発表し、連邦政府のEVクレジットを利用すると約62,490ドルで販売される予定だ。この新しいトリムには、単一の充電で362マイルの走行距離があり、RWDオプションのみ利用可能ですが、一部の機能に欠けている。
米国のドライバーの間でEVが増えるにつれ、米国のEVセクターでは成長が見られている。マスクのより安価なCybertruckは、テスラの魅力を高め、同社の販売提案を確固たるものにするのに役立つかもしれない。なお、テスラは最近、サウジアラビア市場にもデビューしたことも言及しておくべきだろう。
株価の動き TSLAは現在、NASDAQで252.31ドルの取引が行われている(Benzinga Proの情報より)。
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