水曜日にウォルト・ディズニー(Walt Disney Co)(NYSE:DIS)が第1四半期決算を発表する。ウォール街の予想は、同社の市場前決算により1株あたり1.45ドル、約24.62憶ドルの収益が期待されている。
この1年間、株価は16.74%上昇し、年初来の上显は1.79%となっている。
ディズニー株についてのチャートと、現在の株価がウォール街の予想に対してどのような状況かを見てみよう。
関連記事:Disney CEO Bob Iger’s Pay Surges 30% In 2024: Details
Q1決算の前にディズニー株は強気の動き
ディズニー株は強い上昇の勢いを見せており、1株112.77ドルの株価は5日、20日、50日の指数平滑移動平均線(5EMA、20EMA、50EMA)を上回った状態にある。これは今後も上昇が続くかもしれないと示唆するものだ。
株価の直近8日間の単純移動平均線(8SMA)は113.01ドルの水準にあり、20日SMA(110.57ドル)も同様に強気の傾向を確認しており、ディズニー株が短期間での強気を維持していることを示唆している。
さらに、ディズニー株は50日SMA(112.60ドル)および200日SMA(101.52ドル)をそれぞれ上回って取引されており、これによってさらなる企業業績の改善が裏付けられた。
さらに、株価モメンタム指標が強気のセンチメントを裏付けている。移動平均収束発散(MACD)は0.72となっており、これは株価が引き続き上昇していることを示している一方で、相対的な強さ指数(RSI)は56.27に達しており、過熱買いの水準には達していないものの健全な購入意欲が反映されている。
ディズニー株が主要な移動平均を上回り続ける限り、投資家はこれらの技術的シグナルを強い上昇傾向の確認として受け取る可能性がある。
ただし、株価が20日SMAに向かって押し戻された場合、それは新たな強気エントリーのための潜在的なサポート水準を提供することができる。
ディズニーアナリストには13%の上昇が見込まれている
株価の動きとコンセンサスの見解:ディズニー株のコンセンサスのアナリストレーティングは現在、1株123.14ドルの株価ターゲットで買い評価が下されている。Citigroup、Redburn Atlantic、Macquarieからの最新のアナリストレーティングでは、ディズニー株が13.04%上昇すると予想している。
ディズニー株は、本稿執筆時点で1株112.82ドルで取引されていた。
次の記事を読む
画像提供:Shutterstock