月曜日、ドナルド・トランプ米大統領がカナダ、メキシコからの輸入品に対し25%の関税と、中国からの輸入品にさらに20%の関税を課す計画を発表したことから、株価は大幅に下落した。ウォール街の関係者や専門家が反応を示した。
コベイシー・レターによれば、月曜日の最初の取引で300ポイント上昇した後、1,100以上も下落したとの報告がある。
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このアカウントは、トランプ大統領による関税引き上げの規模を示すグラフをソーシャルメディアに投稿し、これによってこの関税引き上げがアメリカにおける平均実効関税を20%以上に引き上げるとした。
経済学者のピーター・シフ氏は、これまで以上に高い関税は、アメリカに課された国よりもアメリカにより多くの害を及ぼすだろうと警告している。
他の人々はこの新たな貿易政策についてはもっと楽観視しており、その中にはアンソニー・ポンプリアーノ氏も含まれる。ポンプリアーノ氏は、台湾の半導体大手であるTaiwan Semiconductor Manufacturing Company Ltd.(以下TSM)(NYSE:TSM)がアメリカでの1,000億ドルの投資を発表したことを強調している。
起業家であり、Social CapitalのCEOであるチャマス・パリハピティア氏は、株や住宅などの資産価格の下落はトランプ大統領に実際は利益をもたらすかもしれない、と語った。なぜなら彼の多くの支持者は若く、「資産が少ない」からだという。
市場の反応
トランプ大統領の関税発表を受けて株式市場は大きく下落し、3つの主要指数も全て赤で終了した。
SPDR S&P 500 ETFトラスト(NYSE:SPY)は、S&P 500を追跡する形で、株価は583.77ドルで1.75%ダウン。NASDAQ100指数を追跡するInvesco QQQトラスト(NASDAQ:QQQ)は、497.30ドルで2.14%低下した。
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画像提供:シャターストック