ウォール街でDJT(トランプメディア・テクノロジーグループ)の株価が急落し、その背後には米国の金融規制当局である証券取引委員会(SEC)への提出書類が関係している。トランプメディア・テクノロジーグループの株式が売られたことで、トランプ元大統領の影響力が失墜し、ホワイトハウスの金融ニュース速報が大打撃を受けた。その後、株価は最高値から約43%下落している。投資家によると、これはトランプ元大統領が所有する23億ドルの株式を含む約1億4200万株の追加売却を行ったためだという。

関連記事:NY株式取引所テキサスでDJT銘柄の取引が始まる
DJT株、1年で43%値下がり
過去1年間でDJT株は実に62.67%、今年に入ってからは43.39%、先月だけでも17.05%下落した。
DJT株はまずまずの上昇基調を示しているが、テクニカル指標は依然として弱気のままだ。8日、20日、50日、200日の単純移動平均線(SMA)が全て弱気の動きを示し、DJT株は各重要な水準を下回って取引されている。移動平均収束拡散指標(MACD)も-1.54と弱気を示しており、今後の悪化が予想される。一方、相対力指数(RSI)は37.08で、銘柄は過剰売られ地帯に向かっていることを示しているが、まだ完全にはその領域に達していない。
トランプ氏の株式急売狙いが株価に波紋
最近の売却は、トランプ氏が「1回以上にわたって時折」株式を現金化することを決定したことによるものだ。これは、トランプ氏がDJT株売却を誓うために株価が急上昇した9月とは明らかに対照的な動きだ。
当時、株価が乱高下し始めたため、ナスダックは株式取引を停止せざるを得なかった。そのため、トランプ氏はSECがナスダックに対して指示を出しているとして抗議した。
個人投資家はどうする?
DJT株は個人投資家の間で人気があり、65万人以上の個人株主が、これを「忠誠のしるし」として保有していた。しかしトランプ氏が株売却を狙っているという報道が流れるにつれ、投資家たちの心境も変わりつつある。
トランプメディア・テクノロジーグループがニューヨーク証券取引所(NYSE)のテキサスプラットフォームに掲載されるというハラハラドキドキのニュースも、DJT株の下落を防ぐには足りないとされている。
DJT株の先行きは?
トランプ氏の「解放の日」関税が発表されると、世界中の株式市場で既に緊張が走っている。
ところでDJT株に関して、リテール投資家の強力な支持を受けていない今、これからどうなるのだろうか?