CNNマネーのFear and Greed指数は、市場全体のセンチメントが下落した一方で、金曜日には「Greed(欲深い)」のゾーンにとどまっていた。
米国株は金曜日、ナスダック総合指数がセッション中に史上最高値を記録し、株価は下落の一途だった。
テック株が今後の四半期決算を前に市場を押し上げた。金曜日、Nvidia Corp.(NASDAQ:NVDA)、Meta Platforms Inc。(NASDAQ:META)、Amazon(NASDAQ:AMAZN)の株価が上昇した。
ダウ工業株30種平均株価 (Dow Jones) とS&P500は、それぞれ約1%、2.7%下落して6週間の上昇トレンドが終了。一方でナスダックは7週連続で上昇し、先週は0.2%上昇した。
金曜日、HCA Healthcare, Inc。(NYSE:HCA)の株価は約9%下落した。これは3四半期決算の予想を下回る決算を発表したためである。企業はすでに金曜日、7週間連続で上昇し、先週は0.2%上昇した。
米国の経済指標について、10月の米国のミシガン大学消費者信頼感指数は68.9から70.5に上昇した。米国の耐久消費財受注は9月、8月の0.8%減少を上方修正し、2848億ドルに対して0.8%減少した。
S&P500のほとんどのセクターは金曜日にはマイナスに終わり、金融株、不動産株、公益株が最大の損失を記録した。しかし、ITと通信サービスの株は全体的な市場トレンドに逆らって上昇してセッションを終えた。
金曜日、ダウは260ポイントほど下落して4万2114.40で終えた。金曜日、S&P500は0.03%安の5,808.12で終了、一方ナスダック総合指数は0.56%上昇し、18,518.61で終了した。
金曜日、投資家たちは3社の企業、すなわちON Semiconductor Corporation(NASDAQ:ON)、Waste Management, Inc。 (NYSE:WM)、およびFord Motor Company(NYSE:F)の決算発表を待ちわびている。
「CNN Business Fear & Greed Index」とは
金曜日の読み取りは58.9で、先週の読み取りは61.5で「Greed(欲深い)」のゾーンにとどまっていた。
Fear & Greed Indexは現在の市場センチメントを測定する指標で、その根底には、恐怖心が株価に圧力をかける一方で欲深さが逆の効果を持つという前提がある。この指標は7つの等加重指標に基づいて計算されており、その範囲は0から100の間となっており、0は最大の恐怖を、100は最大の欲深さを示している。
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写真提供:シャッターストック