NetEase Inc(NASDAQ:NTES)の中国国内主要ゲーム企業の一つ、NetEase Gamesが汚職スキャンダルに直面している。
Bloomberg Lawの報道によると、同社の総支配人シャン・ラン氏と、エスポーツリードの金昱辰氏、その他複数の従業員が賄賂とマネーロンダリング容疑で逮捕された。
Benzingaはコメントを求めてNetEaseに連絡を取ろうとしたが、本稿執筞時点では会社側より回答は得られていない。
一連の解雇、捜査の詳細
NetEase Gamesの内部文書によれば、9人の従業員が疑われた賄賂スキームに関与したとして解雇されたことが確認されている。
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この事件では、総額約10億人民元(約139.3百万ドル)と推定される価値がある28社のサプライヤーが関与しているという。
逮捕後、スタッフは、自身のコンピュータのスクリーンセーバーが、同社のコンプライアンスプロトコルを従業員に再確認させるメッセージに変わっていることを報告した。
この捜査は、この件でNetEaseが実施する2回目の大規模な内部反汚職調査となるとEurogamerは伝えている。同社は警察が汚職の疑いを調査していると発表したが、具体的な詳細については明らかにしていない。
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写真:シャッターストック