水曜日、バイオジェン社 (NASDAQ:BIIB) は調整後の四半期EPSが3.44ドル(前年比17%増)を報告し、3.35ドルのコンセンサス予想を上回った。
同社は為替レートを一定に保った場合、24億ドルの売上を記録し、前年同期比2%増(記載ベースで3%増)となり、24億ドルのコンセンサス予想を上回った。
多発性硬化症の売上は10億7000万ドルで、前年同期比8%減少した(為替レートを一定に保った場合9%減少)。多発性硬化症治療薬タイサブリの売上は、4億1500万ドルから4億6470万ドルに減少した。
希少疾患の売上は53530万ドルで、前年同期比13%増(為替レートを一定に保った場合15%増)となった。スピンラーザの売上は1年前から4億2140万ドルから4億1260万ドルに増加した。
Biogenは、第4四半期にリアキンビの世界市場での売上概算が8700万ドルになり、うち米国市場での売上概算が5000万ドルになると発表した。これは続くシーケンシャルな成長を示している。
産後うつ病治療薬ズルズヴェの四半期の売上は2,290万ドルだった。
ガイダンス: バイオジェンは、2025年の調整後EPSは15.25ドルから16.25ドルの見通しを示した。これは、コンセンサス予想の16.34ドルを下回っている。
2025年の売上は、2024年の売上に比べて中一桁の割合で減少すると予想され、多発性硬化症製品の売上が一部相殺されることにより、製品の売上が増加することが予測される。
2025年について、2024年に比べて、バイオジェンは運用マージン率の変動が比較的緩やかであると予想している。
フィットフォーグロースプログラムは、2025年末までに約10億ドルの総節約と再投資金約8億ドルを生み出すと予想される。
2023年にプログラムが開始されて以来、バイオジェンは約4億ドルの純利益を達成しており、2025年末までには、プログラムの残額を完済する予定だ。
バイオジェンは、2025年の調整後の売上総利益および一般および管理費(Non-GAAP)は約39億ドルになると予想している。
Royalty Pharma plc (NASDAQ:RPRX) は、全身性エリテマトーデス症(SLE)および皮膚性エリテマトーデス症(CLE)のリチフィリマブについて、バイオジェンに最大2億5000万ドルのR&D資金を提供することに合意した。
リチフィリマブは現在、SLEおよびCLE用の第3相試験中であり、2026年から2027年の間に結果が発表される予定。
株価の動き: 水曜日の最後の確認時には、BIIB株は130ドルで6.74%下がっている。
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