Papa John’s International, Inc(NASDAQ:PZZA)が大規模な再フランチャイズ戦略を発表した事を受けて、同社の株価は水曜日に上昇した。
同社は、長年のフランチャイジーであるPie InvestmentsがColonel’s Limited, LLCが運営していた85店舗を引き継ぎ、2030年までにさらに52の店舗を立ち上げることを約束した。
買収したレストランはワシントンD.C.とボルチモア周辺の市場をカバーしている。Pie Investmentsはこれで、150店舗以上のパパジョンズレストランの運営をする事になる。同グループは2030年までに合計250店舗を所有することを目指している。
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以前の運営会社であるColonel’s Limited, LLCは、1993年にPapa John’sと提携した。
経営陣は、デジタル注文をいち早く取り入れ、ピザの配達を成長させることで強い評判を築いた。
Papa John’sはPie Investmentsに運営権を譲渡するにあたり、その遺産に敬意を表した。
拡大に対する経営陣の見解
「クリス・パテルの成長志向と起業精神は、パパジョンズがフランチャイジーに強調したい資質そのものである」と同社のCFO兼北米社長のラビ・サナワラは述べた。サナワラは、レストランを買収し収益性を高めたパテルの実績を称賛した。
「パパジョンズのよく知られた品質へのこだわりはブランドの魅力を高めたままだ」とPie InvestmentsのCOO兼パートナーであるクリス・パテルは述べた。パテルは、チームはより良いピザ体験を提供するために運営を改善する事に注力していると付け加えた。
戦略的重要性
今回の再フランチャイズ契約は、信頼できるオペレーターを通じたPapa John’sの事業展開の焦点を強調している。
この計画は、特に北東部と中大西洋地域の主要拠点における成長を加速させるはずだ。また、Papa John’sはこの契約によってフランチャイジーの専門知識を活用し、より効率的に事業規模を拡大することが可能になった。
ピザチェーンへの投資家は今後、ドミノ・ピザ(NYSE:DPZ)やヤム・ブランズ(NYSE:YUM)の動向にも注目する必要があるだろう。
最近の収益
今月初め、同社は第3四半期の調整後EPSが32セントとアナリストのコンセンサス予想41セントを下回る結果となった。
2025会計年度の同社のシステム売上高は1~2%増加すると予想している(従来予想は2~5%)。
北米の既存店舗の売上は2~2.5%減少すると予想されている(従来予想は横ばい~2%増)。
価格の動き:PZZAは水曜日のチェック時点でプレマーケットで0.58%高の41.44ドルで取引されていた。
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Retail Photographer著、Shutterstock経由の画像

