金曜日、ファクトセット・リサーチ・システムズ(NYSE:FDS)は、2025年第1四半期の売上高が4.9%増の5億6,870万ドルと発表し、アナリストのコンセンサス予想5億6,513万ドルを上回った。
2025会計年度第1四半期において、有機売上高は前年同期比4.7%増の5億6,770万ドルとなった。
今四半期のGAAP(米国一般会計原則)と有機売上の増加要因は、富裕層、資産保有者、機関資産マネージャーによるものだった。
また、1株あたり利益(EPS)は4.37ドルとなり、アナリストのコンセンサス予想4.26ドルを上回った。
年間定額契約価値(ASV)は22億7000万ドルで、有機ASVは22億6000万ドルだった。
ファクトセットCFOのヘレン・シャン氏は「2025会計年度において良いスタートを切り、持続的なコスト管理と成長インフラ・資本戦略への取り組みによる堅調な業績を達成しました」と語った。
ファクトセットCEOのフィル・スノー氏は「第2四半期に入る際、クライアントに価値を提供し、製品に共感していただく革新的なソリューションの多様なポートフォリオの強みを活かし、強力な新規受注パイプラインを確保しました」と述べた。
調整後の営業利益率は37.6%のままで、EBITDAは229.86百万ドル(約2,758億円)に増加した
2024年11月30日現在のクライアント数は8,249人で、過去3ヶ月で32人のクライアントが増え、パートナーシップ、プライベートエクイティ・ベンチャーキャピタル、資産マネジメントの需要が増加した。このカウントには、1人あたりの年間定額契約価値が1万ドル以上のクライアントも含まれている。
過去3ヶ月間におけるユーザー数は、財務管理ユーザーの増加により、218,267人から1,886人増の220,153人となった。
2024年の年間ASVのリテンション率は95%を超えている。クライアントの割合で表すと91%の年間リテンション率となった。
2025会計年度の見通し: ファクトセットは、2025会計年度の見通しを再確認 。同社は、約23億~23億50百万ドルの売上高(予想額23億1000万ドル)と、1株あたり約16.80~17.40ドルの調整後EPS(コンセンサスの17.17ドル)を予想している。
2025会計年度における有機ASVの予想は、9000万ドルから1億4000万ドルの間で、調整後の営業利益率のガイダンスは36.0%〜37.0%となっている。
株価動向:最新の検査では、FDS株は前日比0.60%高の475.88ドルで取引を終了している。
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