Mainz Biomed N.V.(NASDAQ:MYNZ)は、12月3日付で、1株につき40分割の株式分割を発表した。同社はがんの早期発見を専門としている。
先月、Mainz Biomedは、その子会社であるLife Technologies Corporationを通じて、Thermo Fisher Scientific Inc.(NYSE:TMO)との協力契約を発表した。
この協力契約により、Mainz BiomedとThermo Fisherは、Mainz Biomedの次世代結腸がん検査製品を共同で開発し、さらには商業化することが可能になる。
この協力により、Mainz Biomedは、mRNAベースの次世代結腸がん検査薬の独自の法則を開発するために、Thermo Fisherの技術、計器、情報翻訳システムを活用する。
Mainz Biomedのフラッグシップ製品である非侵襲性検査は、結腸がんの早期発見を目指し、特に進行したアデノーマに焦点を当てている。
この協力により、ドイツ・マインツにあるMainz Biomedの研究所で開発中の検査ソリューションが活用されることになる。
Mainz BiomedのCEOであるGuido Baechler氏は「このThermo Fisherとの協力によって、我々は市場にアデノーマの高い効果的な検出が可能な自宅用結腸がん検査ツールを提供するという目標において非常に重要なものを得ることになる」と述べた。
10月、Mainz Biomedは2024年上半期の決算を発表し、売上が4%増、事業損失が32%減少した。これらの減少は、同社が年の前半においてコスト削減に向けた取り組みの結果だ。
Mainz Biomedは、ユーロ圏と一部の国際市場で提供されている「ColoAlert」製品において重要な改善を発表した。
同社によると、「ColoAlert」で使用されている新しい独自のバッファーにより、追加のサンプル提出の必要性が大幅に低減し、患者が結果を得るまでの時間も短縮される。
この改善により、「ColoAlert」は、ラボに到着してから2〜3営業日以内に検査結果を提供することができる業界最低水準の再検査率を達成した。
株価の推移:本日発表時点で、MYNZ株は13.09%安の6.93ドルで取引している。
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写真:シャッターストック