百貨店チェーンの Macy’s Inc.(メイシーズ)(NYSE:M)は、同社の「新しい大胆な章」戦略の一環として66店舗の閉鎖を確認した。
2024年2月に発表されたこの戦略は、業績の悪い店舗を無くし、リソースを同社のより成功している店舗に集中させることを目指している。
この閉店は、3年以内に未利益をもたらす約150の店舗を閉鎖し、2026年までにゴー・フォワード(進める)の立場を確立した350店舗への投資に当てるものだ。
この決定は、消費者がシームレスな店頭とオンラインでのショッピング体験を求めている小売業界の進化に適応しようとする中でのものである。
コロナ禍でのビジネスの影響に関しても英国小売業スーパー Marks & Spencer の利益増加は持続的とは限らず
「どの店舗を閉鎖することも簡単なことではないが、私たちの ‘新しい大胆な章’ 戦略の一環として、私たちは顧客がすでに製品の提供改良と、向上したサービスにポジティブに反応している場所であるゴー・フォワード店にリソースを集中させ、投資を優先するために未利益をもたらすメイシーズの店舗の一部を閉鎖することになった」と、Tony Spring氏(会長兼最高経営責任者)は述べている。
昨年12月、Macy’sは複数年にわたる財務報告への影響があった重大な会計ミスに関する調査結果を発表した。
その結果、1人の従業員が繰り返しミスを犯し、それを隠そうとして偽の記録を作成した結果、1億5100万ドルもの費用が誤って記録されたという。
会計問題が発覚した後、同社は2023年度通期の調整後1株利益(EPS)と営業利益の見通しを引き下げた。
株価の動き:このニュースが発表された金曜日のプレマーケット取引でMの株は0.50%安の15.95ドルで取引を終えている。
次に読む:
写真はシャッターストック提供。