Plug Power, Inc(NASDAQ:PLUG)の株は、水曜の朝の取引で上昇している。
プラグは2025年の財務見通しを提供し、収益観測は8.5億ドルから9.5億ドル(ストリート予想:約11.85億ドル)で、総利益率は-20%から-5%になると予想している。さらに遠くを見据えた結果、同社は2030年までに約37.5億ドルの収益を目標に掲げ、総利益率の目標は30%を超えるものとなっている。
同社は昨日、プレスリリースにおいて、2024会計年度の収益見通しを7億ドルから8億ドルの間として823.46億ドルとの予想との対比で引き下げた。
同社が達成した2021年の重要なマイルストーンの中で、ジョージア州に15TPDのプラントを、テネシー州に10TPDの施設を立ち上げることで水素製造を拡大させた。また、100メガワットのガルプ用電解装置を5大陸にわたって展開し、記録的な設置を果たしている。
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また、プラグはウォルマート、アマゾン、ホーム・デポなどの大手顧客に初の液体緑水素供給を行い、全米に静止電力サイトを立ち上げた。
同社は、次世代PEM電解装置と、フリート車両用の迅速な水素導入をサポートするモバイルリフューサーを導入した。さらに、プラグは、水素インフラの拡大を目指して、BP、イベルドローラ、アライド・グリーン・アンモニアと戦略的なグローバルパートナーシップを結んだ。
また、プラグは、2025年から2030年までの同社のエネルギーおよびアプリケーションビジネスの複合年間成長率(CAGR)を約30%に設定すると述べた。
同社はさらに、新しい社長にSanjay Shrestha氏を任命した。Shrestha氏は、以前は同社の最高戦略責任者(CSO)兼エネルギーソリューション事業部長を務めていた。Andy Marsh氏はCEOのポジションを引き続き保持する。
一方、プラグはスリンガーランズにある同社の本社兼製造施設で、同社のCEOアンディ・マーシュ氏と他の幹部がプレゼンテーションを行う6回目のプラグ・シンポジウムを開催している。
Benzinga Proによると、過去1年間でPLUG株は44%以上下落している。投資家はGlobal X Hydrogen ETF(NASDAQ:HYDR)を介して株に露出することができる。
株価動向:この日最終取引時点でPLUG株は、6%高の2.025ドルで取引を終えている。
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