Quantum Computing Inc. (NASDAQ:QUBT) の株価が下落している。それでも同社が利益率の大きな節目を迎えたと、多くの投資家が考えている。
Quantum Computingは、同社のファウンドリーパイロットプログラムの一部である薄膜リチウムニオブ酸鋰(TFLN)フォトニックチップに関して、3つめ及び4つめの注文を受けた。
これらの注文は、欧州の有名な工科大学と、研究と商業の両方の領域にわたる同社の顧客基盤を拡大するカナダのフォトニック集積回路設計ハウスからのものだ。
この大学は、特に先進的な通信アプリケーションで、光周波数変換およびエンタングルドフォトンの生成に量子コンピューティングの周期極化リチウムニオブ酸構造を活用する予定だ。
これらの構造は、Quantum Computingの量子技術のロードマップにとって鍵となっており、これらの構造の成功した製造は同社が量子空間における未来に対して極めて重要だ。
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カナダのPIC(フォトニック統合回路)設計会社からの注文は、Quantum Computingの初めての商業注文という節目を迎えたものだ。
このプロジェクトには、カスタムTFLN PICチップのテーピングアウトが含まれており、2025年第2四半期に納品される予定だ。
さらに、同社は2024年12月にアジアのある顧客に出荷した、最初のファウンドリー注文の一部納品を完了したことにより、量子コンピューティングの国際展開が始まった。
QCiは、過去1年間で、同社のファウンドリーサービスのオンライン化を機に、アリゾナ州テンピにある自社の半導体ファウンドリーでTFLN技術を進化させた。
同社は、フォトニクスおよび量子技術分野における同社の存在をさらに確固たるものにするため、2025年のSPIEフォトニクスウェストでサービスを展示する予定だ。
株価の動き:最終確認時点の火曜日、QUBTは5.71%安の17.06ドルで取引している。
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