MSFTは、米国の大手テクノロジー企業であるマイクロソフト(Microsoft Corp.)が保有するBlizzard Entertainmentが、近日発表されるプロジェクトについて大きなヒントを与えたと発表した。
IGNによると、11月13日に掲載された求人広告によると、Blizzardは「アソシエイトデザインディレクター(革新)」を求人しており、これは「近日発表されるオープンワールド型シューティングゲーム」を制作するプロジェクトのものであると思われる。この求人広告の内容からは、これが久しぶりに待たれた『スタークラフト』のファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)であるとの見方が有力だ。
関連記事:Phil Spencer氏、「Xbox」という言葉を使われた批判に回答
求人広告は、このプロジェクトにおいて選ばれた候補者が、インディーズゲームの開発とAAA(大手大作)タイトルの両方に焦点を当てつつ「ビジョンを持ち、重要な戦略的イノベーションのオーナーになる」と約束している。
Blizzardは、革新的なゲームシステムを監督できるだけでなく、「プレイヤーが手にして楽しめるような夢を現実に変えられる」という人物を求めている。
『スタークラフト』のFPSを制作中?
この求人広告の掲載は、Blizzardが『スタークラフト』のファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)を制作しているという報道を受けたものだ。
今年早い段階で、Blizzardが『スタークラフト』のFPSを制作していると報じられていた。これについては、Bloombergの記者であるジェイソン・シュライヤー氏がIGNのPodcast Unlockedに出演した際、9月に明らかになった。シュライヤー氏は、Blizzardの内情については詳しく知る者として知られており、ダン・ヘイ氏(元『Far Cry』のエグゼクティブプロデューサー)が先頭を切って取り組むと紹介している。シュライヤー氏はこのとき、「Blizzardは『スタークラフト』のシューティングゲームを制作する3度目の挑戦を行っている」と語った。
「私が聞いたところでは、彼らは『スタークラフト』のシューティングゲームを制作しているとのことです」とシュライヤー氏は語っている。 「Blizzardの中で『スタークラフト』の開発は無意味ではない」
なお、Blizzardは『スタークラフト』のシューティングゲームの開発を手掛けるには、これまで順調とは言えなかった。
続きを読む:
写真:Shutterstockより