先週水曜日、Palisade Bio Inc(NASDAQ:PALI)の株式は、26,970,000株の強いセッションボリュームで取引され、平均107.68万ドルのボリュームと比較して上昇している。
Palisade Bioは、総額約500万ドルの公開売り出しの価格を定めた。
今回の売り出しには、Aクラスユニット15万8000、Bクラスユニット312万が含まれている。Aクラスユニット1単位の価格は1.525ドル、Bクラスユニット1単位の価格は1.5249ドルだ。
共通ワラントの1株あたりの行使価格は1.40ドルで、発行時から行使可能となり、発行から5年後に期限が切れる。
Palisade Bioは、今回の公開売り出しの純利益を主に、PALI-2108の第1相試験、臨床前試験、研究開発、及び運転資本に資金供給する予定だ。
Palisade Bioは先週、潰瘍性大腸炎の治療についての継続中のPALI-2108の第1相臨床試験において、初めての3つの単回昇量(SAD)コホートからの予備結果を発表した。
予備結果によれば、25mg、50mg、及び150mgにおいて、24人の初の3つのコホート(6:2アクティブ:プラセボ)において、治療関連の投与量減少、治療関連有害事象(TRAE)の発生、重篤な有害事象(SAE)の発生、及び治療関連の実験室異常は、どの被験者にも見られなかった。
初のコホートからの予備薬物動態学データでは、PDE4阻害剤の遅延放出が示された。このことから、PALI-2108が結腸内生物活性化を行うデザインであるということが示唆されている。
この予備安全性データに基づき、同社は複数回投与コホートを最終的には、患者の複数の投与コホートにおける交差試験の計画に向けて前進している。
同社は、2025年上半期にはこの研究からのトップラインデータを報告する予定だ。
2024年9月30日時点で、同社の現金及び現金同等物は800万ドルだった。同社は自社の計画に対し、2025年第1四半期までの資金供給には十分な現金があると考えている。
株式は、最終取引時点で前週水曜日の約2.12ドルで、51.5%上昇して取引された。