Corvus Pharmaceuticals, Inc. (NASDAQ:CRVS)は、中等度から重度の特発性皮膚炎患者に対するsoquelitinibの第1相試験の中間データを発表した。
この試験は、ひとつ以上の局所用薬または全身用薬の治療法がうまくいかなかった中等度から重度の特発性皮膚炎患者64人を登録する予定だ。
これらの投与量は、T細胞リンパ腫患者に対するsoquelitinibの評価について同社が以前に経験していることに基づいて選択された。
同社は、この試験のコホート1の完全結果を報告しており、合計16人の患者(soquelitinib100mgを1日2回経口投与を受けた12人と、プラセボを受けた4人の患者)が28日間と58日間のフォローアップを受けた。
soquelitinib患者の平均基準EASIスコアとIGAスコアはそれぞれ20.4および3.0で、プラセボ患者のそれぞれのスコアは18.5および3.3だった。
28日後と58日後のEASIスコアのフォローアップによると、プラセボに比べてsoquelitinib治療の有利な効果が示された。
28日間でsoquelitinib平均EASIスコアの低下率は55.9%(n=12)で、プラセボの平均EASI低下率は27.0%であった。58日目には、soquelitinibグループで平均EASI低下率が69.1%(n=10)で、プラセボグループでは平均EASI低下率が19.1%でさらなる改善が見られた。
- 28日目には、soquelitinibグループの12人のうち9人がEASI 50を達成し、3人がEASI 75を達成、1人がEASI 90を達成した。12人の患者のうち3人がIGA 0またはIGA 1を達成した。一方、プラセボグループの4人のうち2人がEASI 50を達成し、EASI 75、EASI 90、IGA 0またはIGA 1は誰も達成しなかった。
- 58日目には、soquelitinibグループの10人のうち9人がEASI 50を達成し、4人がEASI 75を達成し、1人がEASI 90を達成した。10人の患者のうち3人がIGA 0またはIGA 1を達成した。一方、プラセボグループの4人のうち1人がEASI 50を達成し、EASI 75、EASI 90、IGA 0またはIGA 1を達成した人はいなかった。
有意な安全性問題は観察されなかった。全ての患者が28日間の投与を終えた。1人の患者が、全治療期間を受け取るのに支障のない1級の吐き気を報告し、別の1人の患者が治療の28日目に新型コロナウイルスを発症したが、無事回復した。
株価動向:本日(水曜日)最終確認時点で、CRVSの株価は前日比36.80%安の4.67ドルで推移している。
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