MicroStrategy Inc. (NASDAQ:MSTR)が、Bitcoin(ビットコイン)の目覚ましいな値上がりを受け、プレマーケット取引で株価が上昇していることで、注目を集めている(総額7億3200万ドル(約8,032億8,320万円))。同社の時価総額は、世界で2番目と3番目に大きな金鉱業企業の合計時価総額を上回っている。
Bitcoinの価格が93,000ドルを超えるというニュースを受けて、MicroStrategyの株価が3.36%上昇した。株価は上昇し続け、前場で2.09%上昇した(1株当たり293.3ドル)。根拠Benzinga Proによると、同社の時価総額は96.732億ドルとなり、世界最大の2つの金採掘企業、Newmont Corporation(NYSE:NEM)およびBarrick Gold(NYSE:GOLD)の時価総額を上回っている。
MicroStrategyの時価総額は、ニューモントコーポレーション(Newmont Corporation)の491.6億ドル、バリック・ゴールド(Barrick Gold)の311.1億ドルを大きく上回っている。この評価の向上は、同社が11月11日から17日の間に実施した、損失13億ドル(約1,446億円)の2021年の資本増強計画の一部として、損失を目減らしするためのものである。
MicroStrategyがこの価値を見込んだのは、11月11日から17日の間に実施した、損失13億ドル(約1,446億円)の2021年の資本増強計画の一部として、権利確定日の前日に発表された、総計51,780 BTC(約46億ドル相当)の購入に続いている。
この出来事を受け、ピーター・シフ氏は先週水曜日にこうコメントした。「いつまでたっても、MSTRの時価総額が金採掘業界全体の時価総額を上回るまでには、まだ時間がかかるのだろうか?」
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2020年以来、共同創設者で会長のマイケル・セイラー氏が率いるMicroStrategyは、ビットコインに関する事業戦略を転換し、インフレ対策としての価値を見いだしている。
一方、ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)は、2025年のリード商品取引として、金に関して「Go for gold」のお墨付きを与えている。2025年12月までに、金の価格は1オンスあたり3,000ドルに達すると予想されている(詳細はこちら)。
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写真=ShutterstockのJOCA_PH氏