【アルツァメンド・ニューロは患者の心的外傷後ストレス障害の治療向けに臨床第2相試験を開始する予定】
火曜日、 Alzamend Neuro, Inc.(NASDAQ:ALZN)は、2025年の第4四半期に心的外傷後ストレス障害(PTSD)患者のためのAL001の第2相臨床試験を開始する計画を発表した。
この試験は、Tesla Dynamic Coils BVが臨床試験の鍵であるヘッドコイルの製作を完成させたことに続くものである。
Alzamendは、契約研究機関としてマサチューセッツ総合病院と共同で、AL001の特性と、販売中のリチウム塩と比較して脳内へのリチウムの送達にどのような影響があるかを調査することを目指している。
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この試験は、AL001の標的となる効果と全身性副作用の低減を実証することで、PTSD患者が前進する道筋を示す可能性がある。
過去のマウスによる研究では、AL001は血中リチウム濃度を低く維持しながら脳へのリチウムの吸収を改善するという結果が出ており、これによって安全で効果的な治療法が道が開かれた。
同社によると、リチウムは心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療にFDAの承認を受けていないが、症例報告からリチウムの投薬がPTSD患者の治療に有用である可能性が示唆されているという。
これらの患者において、低用量(300-600 mg / day)の炭酸リチウムによる投薬が不適切な怒り、煩わしさ、不安、失眠の症状の軽減において有効な治療を提供できたと報告されている。
報告書によると、通常の範囲を超える気分の変動が臨床観察されたが、双極性障害に関連付けられるものよりは比較的軽度であるとされ、これがこれらのPTSD患者において、亜閾値の気分障害が存在することを示唆している。
また、トラウマの治療を行うことで、PTSDの発症を防ぐために、軽度の一過性健忘症を薬理学的に誘導することが提案されている。
3月には、Alzamend Neuroは双極性障害の患者を対象とした、AL001の第2相臨床試験を開始する計画を発表しており、その予定開始時期は2025年の第3四半期になるとされている。
株価の反応:最終確認時点で、火曜日のプレマーケットセッションでALZN株は0.73ドルで2.99%上昇している。
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