JMP Securitiesは、自宅を拠点にした介護・臨床サービスを提供する企業であるAddus HomeCare Corp(NASDAQ:ADUS)のカバレッジを開始した。
JMPのアナリストは、同社が規模と経験豊富な管理チームを持つことで、規模の大きな個人介護サービス分野で、複数の州において独自の強力な地位を持っていると見ている。
アナリストは、米国が高給の熟練した臨床家の不足に直面しているという中、個人介護が個宅でのサービスを提供するための費用対効果の高い方法であると述べている。
この方法はまた、より高コストな介護オプションが必要になるまでの時間を稼ぐのにも役立つという。個人介護業界は非常に分散化されているが、Addusは既存の市場に補完的な在宅医療およびホスピスサービスを追加することで拡大の機会を得るだろう。
アナリストは、この戦略が今後数年間にわたり、この企業に持続的な2桁の収益成長をもたらすと予想している。
2024年第3四半期のAddus HomeCareの収益は、2023年第3四半期の2億8970万ドルから7.0%増の2億7070万ドルだった。
JMPは、このカバレッジを150ドルの株価ターゲットで開始し、「マーケットパフォーム(=市場の成績に合致)」の評価をADUSに与えた。
最近、Addus HomeCareはGentivaのパーソナルケア機能を買収した。この取引は、同社史上最大の買収であり、Addus HomeCareがテキサス州に臨界質量で参入し、6つの新しい州のうち3つで新たにパーソナルケアサービスを提供できるようになると見込まれている。
2025年にAddus HomeCareのパーソナルケア部門について29%の収益成長をもたらし、同社の5年間のCAGR(2019-2024E)8%を上回る275~280百万ドルの年間収益が期待されている。
JMPは、Addus HomeCareが選択した市場で価値ベースのケア(VBC)の取り決めを拡大するために、近年「ケアアドバンテージ」というプログラムを導入してきたと述べている。
同社は、クリニカルおよびノンクリニカルケアリソース、大規模な運営および強力なケースマネジメントシステムを組み合わせたことで、この分野での成長について非常に有望な立場にあります。
株価動向:最終取引時点でADUS株は5.14%上昇の131.42ドル。
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写真提供:Shutterstock