水曜日、C3.ai, Inc.(NYSE:AI)の株は、拡大したCapgeminiとの提携のポジティブなニュースにも関わらず、下落している。
この新たな提携の目標は、様々な産業でエンタープライズAIソリューションの提供を加速し、クライアントが効率性、生産性を向上させ、コストを削減する手助けをすること。
C3.aiのAIアプリケーションと、Capgeminiの業界知識とグローバルな実装能力を組み合わせることにより、これら2社は、生命科学、エネルギー、公共事業、政府、銀行、製造業などのセクター向けにAIソリューションをカスタマイズできるだろう。
また、CapgeminiはC3.ai向けのグローバルな専門プラクティスを拡大し、共同でのクライアント向けの迅速な価値提供に焦点を当てることで、この提携を一層強化する予定だ。
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C3.aiの会長兼CEOであるThomas M. Siebel氏は、この提携が組織がより効率的に運営し、エンタープライズAIを通じて競争力を提供し、より早くイノベーションを実現できるようにすると強調している。
Siebel氏は、「Capgeminiとの提携は、弊社のサービスとリードタイムを劇的に拡大させ、グローバルスケールで着実に成長を続けているお客様の成功を保証します」と語った。
さらに、C3.aiは昨日、Microsoft Igniteカンファレンスでマイクロソフトとの戦略的提携を発表し、話題を呼んだ。
この提携は、C3.aiとマイクロソフトの既存の提携を強化し、Microsoft Azure上でのエンタープライズAIの採用を加速することを目指している。
新しい合意により、C3.aiの提供物のための優先クラウドプロバイダーとしての位置づけと、Azure上の優先AIアプリケーションソフトウェアプロバイダーとしての位置づけがMicrosoftによって決定付けられる。両社は、AIの普及を推進するために、技術統合、製品開発、共同マーケティング活動に焦点を当てる。
これらの戦略的な動きは、C3.aiが産業全体にわたるAIソリューションの拡大と、グローバルな成長の加速に対するコミットメントを強調している。
株価動向AIの株は、水曜日最終取引時点で2%安の32.30ドルで取引を終えている。
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