水曜日、米食品医薬品局(FDA)は、UCB SA(OTC:UCBJY)(OTC:UCBJF)の成人向け中等症から重症の汗腺膿瘍症(HS)治療薬「ビムゼルクス」(ボルテゾミブ蒸留物)の販売を承認しました。
ビムゼルクスは、当該薬を特定のインターロイキン17F(IL-17F)に対して選択的に阻害するよう設計されています。
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汗腺膿瘍症は、慢性の炎症性皮膚疾患です。
主な症状は結節、膿瘍、膿の排出拳瘻(皮膚から通じている管)ですが、これは通常、わきの下、股関節、および臀部に見られるものです。
第3相試験「BE HEARD I」と「BE HEARD II」からのデータが、今回の承認につながりました。
結果は、ビムゼルクスvs.プラセボで投与された患者のうち、16週時点においてサインと症状について50%以上の改善を達成する割合が、HiSCR50(両試験のプライマリエンドポイント)で高くなることを示しました。
また、ビムゼルクスvs.プラセボでの治療は、16週時点での副次評価項目の一つであるHiSCR75でも、臨床的に意義のある改善をもたらしました。臨床的な反応は48週まで持続しました。
この度のビムゼルクスの承認は、中等症から重症の汗腺膿瘍症を患う成人の治療に関するもので、この前には、活動性乾癬性関節炎、活動性非放射線性軸索関節症、活動性強直性脊椎炎に罹患した成人の治療にも、この治療法が最近承認されています。
ビムゼルクスは、2023年10月に、全身療法または光線療法の候補である中等症から重症の乾癬性斑状乾癬の成人に対する治療法として、米国で初めて承認されました。
次の一歩
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<出所:アドビストック>