米国食品医薬品局(FDA)は、Novavax Inc.(ノババックス)(NASDAQ:NVAX)の新型コロナウイルスとインフルエンザの併用ワクチン(CIC)および単独インフルエンザワクチン候補に関する調査許可申請(IND)の臨床保留を取り下げた。
FDAは、ノババックスが臨床保留の問題に対して十分な対応を行ったという結論に至り、同社に対して計画されている第3相試験の被験者登録を開始することを認めた。
ノババックスは、臨床試験の研究員およびその他のパートナーと共に、試験活動をできるだけ早く再開する。
10月にFDAは、米国外でCIC第2相試験の単一被験者が新型コロナワクチンを接種したことによる重篤な有害事象(SAE)の自発的報告を受けて、臨床保留を発表していた。
この試験は2023年1月に実施されたもので、参加者は2024年9月にこの事象を報告していた。
この出来事に関する追加情報の提出が求められ、その結果、この事象の用語を筋萎縮性側索硬化症に変更するようFDAが要請した。この状態は免疫関連のものではなく、またこの状態がワクチン接種と関連しているとは見なされなかった。
今月初旬、ノババックスと英国保健安全保障局(UKHSA)と独立予算監査官が署名した契約は、新型コロナウイルスワクチンの7億5千万ポンドの追加購入を担当していた。
ノババックスは明日、つまり11月23日(火曜日)に第3四半期決算を発表する予定だ。 Benzinga Proのデータによると、調整後1株あたりのEPSは0.83ドルの損失、売上は6580万ドルと予想されている。
株価の変動:月曜日の最終取引時点で、NVAX株は14.30%上昇の10.18ドルで推移している。
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