JPモルガンのアナリスト、ピンジャリム・ボラは、GitLab Inc.(NASDAQ:GTLB)に対し中立のレーティングを継続し、$65から62ドルに株価予測を引き下げた。
同社はこのほど、1株当たり33セントの四半期利益を報告し、これはアナリスト予想の23セントを上回る結果だった。四半期売上高は2億1143万ドルで、アナリストの合意見通りの2億6120万ドルに対し上回った。
GitLabは、今四半期の利益予想を1株当たり14セントから15セント、売上高予想を2億1200万ドルから2億1300万ドルの範囲としている。
ボラ氏は、四半期のブッキングは数々の成長要因により引き続き堅調であったと認めている。
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一方で、低20%台にとどまる株価の利益に配慮した調整を行なったことを受け、アナリストは現在の株価は「バランスの取れたリスクリターン」のプロフィールを反映していると述べている。
ボラ氏は、この見解が前提としている要因について説明している。
1つ目は、同社のガイダンスアプローチに対する変更がないことだ。2つ目は、同社の見解が、マクロ経済環境に大きな変化がないと仮定していることだ。
3つ目は、米国連邦政府に関連するものが同社年間締結売上高(ARR)の12%を占める公共部門ビジネスに関する特段の慎重さが、GitLabにとっては反映されていないことだ。
最後に、GitLabは、約1億5000万ドルから2億ドルの予想額を上回ったものの、Bora氏はこのように述べている。
株価動向:本日、投稿時点でGTLB株は1株59.46ドルで、5.71%上昇している。
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写真:シャッターストック/T.シュナイダー氏