Roth MKMのアナリスト、Scott W. Searle氏は、Inseego Corp.(インシーゴ)(NASDAQ:INSG)の評価をNeutralからBuyに格上げし、株価予測を13ドルから15ドルに引き上げた。
Searle氏は、同社の成功した貸借対照表の再資本化と純負債の低減を強調している。アナリストはまた、コア製品の強い25%の成長と、経験豊富な経営陣を強調している。
今後については、Searle氏は同社の2025年と2026年の見通しを上昇させるための新しい製品、進化する販売チャネル、および潜在的な買収を見込んでいる。
3四半期にわたり同社の業績と4四半期の見通しは、今後は廃業となる自動車通信事業の売却によって影響を受けた。これにより、比較が複雑になり、アナリストは純成長の25%に対してわずか5%の成長を示している。自動車通信事業の売却により、年間EBITDAは800万ドルから1000万ドル減少する見込みだ。
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しかし、コア製品の成長は堅調であり、ホットスポットも成長を取り戻している(2024年には20%、2H24には45%の成長率)。
Searle氏はモバイルソリューション(ホットスポット)の2025年と2026年にわたる継続的な成長を推進するために、新しい製品とより良いキャリアパートナーシップを見込んでおり、それぞれ8%と20%超の成長率を予測している。
アナリストは、同社が、より焦点を絞った製品開発と戦略的な市場参入手法を通じて、2025年と2026年にかけても引き続き成長が見込まれると述べた。
Searle氏は、改善された貸借対照表を背景に、企業間の成長機会として、合併や買収といった無機的な成長も実現可能になりつつあると付け加えている。
2024年度について、アナリストは1株あたり2セントの利益を予測し、2025年度には1株当たり38セント、2026年度には1株当たり70セントの利益を見込んでいる。
株価動向: 本日の時点で、INSG株は12.12ドルで11.9%上昇している。
写真=Ground Picture/シャッターストック
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