火曜のプレマーケット取引で、S&P グローバル(米国証券取引所:SPGI)の株が上昇している。
同社は1株あたり3.77ドルの第4四半期の 調整後利益を報告し、3.48ドルという予想を上回った。3.5920億ドル(+14%)の四半期売上高は、3.5030億ドルというアナリストのコンセンサス予想を上回る数字となり、全事業部門での売上が牽引した。定期購読プロダクトからの売上高は6%増加した。
同社は、2024年11月1日にMartina Cheungが社長兼CEOの役職を引き継いだと発表した。
チューンG氏は、「私、S&P グローバルの新CEOとして、弊社の指標、データ、インサイトが、絶えず変化していく市場で顧客とパートナーの意思決定を導く必要性を再確認するために何百もの会話をしてきました」と述べた。
調整後の営業利益率は46.7%の260基準点増の水準にまで上昇し、その主な要因はRatings部門の強さにある。
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同社は1.66十億ドル相当の現金および同等の資産を持って四半期を終了した。
四半期末の長期債務総額は113.94億ドルとなっている。
S&Pグローバルは最近、1株あたり0.96ドルの四半期現金配当を承認し、これにより同社は配当を52年連続で増配している。また、同社は43億ドルまでの株式の自己取得も承認した。同社は今後数週間で、まず最初に6.5億ドルの自社株取得を行うことを期待している。
見通し: 2025年度通期において、S&P グローバルは、配当と株の取り消しを通じて、調整後フリーキャッシュフローの85%以上を株主に還元することを目指す。
同社は、2025年度の売上高が前年度比5%~7%、調整後1株利益が17.00~17.25ドルの範囲内で推移すると予想している。この見通しは16.92ドルの予想を上回るもの。
S&P グローバルは、2025年に営業活動によって提供される現金(資本支出と非支配株主への配当を除く)が約59億ドル、調整後フリーキャッシュフロー(一部アイテムを除く)が60億ドルと予想している。
株価動向: 火曜の最新のプレマーケット取引で、SPGI株は前週比5.96%高の1株546.00ドルで取引を終えた。
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